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600円じゃまだ足りない

by 唐草 [2023/07/29]

　先日書いたようにEdgeブラウザのMicrosoft Rewardで毎日コツコツとポイ活に励んでいる。すべては5,250ポイントで貰えるデジタル版Amazonギフト券600円のため。
　Amazonギフト券は、少なくともぼくにとっては日本円の次に使い勝手の良い金券。はっきり言って感覚的には現金と同じだ。そう思っているので、この報酬はかなり魅力的。報酬がXBOXの抽選しかないと勘違いしていたときと違って毎日1ポイントも逃すまいとポイ活に明け暮れている。
　ぼくのやる気は暴走気味だが、ポイ活の中身は平穏。正解するまで何度でも挑戦できる優しい仕様のクイズに答えたり、時事ネタや季節に関連したおすすめワードの検索結果を見るだけ。頭を空っぽにしてできる内容だ。
　小さな努力を重ねた結果、ついに目標の5,250ポイントを達成した。そして、600円分のギフト券をゲットできた。自分宛てにギフト券を送るのは妙な感じもしたが、これまでの活動が実を結んだ充実感は思いの外大きかった。
　さて、ポイ活を通して毎日Edgeに触れてきたが、利用の仕方は変わっただろうか？
　少なくともChromeをダウンロードするためだけに使うブラウザという立場ではなくなった。スコアの取りこぼしを防ぐためにスマホにもインストールした。
　だからといって生活の中心に位置する存在になったわけでもない。今のところEdgeは、生産的な活動に使うツールでも、遊びの幅を広げてくれるソフトでもない。連続ログインボーナスを絶やさぬよう毎日起動させる懸賞アプリと同じような存在でしかない。
　Chromeの牙城を崩せないのはなぜだろう？ChatGPTベースのCopilotがあまり賢い感じがしないからか？それとも検索結果の並び順が、ぼくの要求に合致しないからだろうか？はっきりとはしないが、何かが足りない感じが否めない。
　さて、次に5,250ポイントを貯めて2回目のギフト券をもらうときに、ぼくはEdgeに対してどのような感情を抱いているのだろうか？残念ながら、今とあまり変わらないような気がする。

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