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by 唐草 [2023/07/05]



 居心地のよいお気に入りの場所でも、椅子やカーテンが変わったとかの些細な変化があっただけで途端に色褪せて見えることがある。そういう時、悪いのは椅子の背もたれでもカーテンの柄でもない。変えようと思ったオーナーの心変わりを受け入れられなかったのが原因だ。
 だから、慌てて元に戻しても後の祭り。一度離れた心が、元の場所に帰るのは簡単ではない。
 今、Twitterが大変革を迎えている。トップが変わって以来続いてきた変化の影響がハッキリ見えるようになった。
 ぼくはCEOが変わる前の意識高めのTwitterが苦手だった。興味のないものばかり押し付けてくる姿勢にうんざりしていた。それはTwitterが理想とする人々に囲まれているような息苦しさだった。
 だから、長いことTwitterから離れていた。
 トップが変わったことで苦手な意識高めの空気が一掃され、初期の野放し感が帰ってくることを期待していた。ゲームのPRという目的もあり、久々にTwitterに戻ったのはそのせいだ。
 でも、変化はぼくの望む方向には進まなかった。今のTwitterは、金を払わぬものには門戸を閉ざしている。課金していないぼくは、広場から放り出されたも同然。まるで柵の隙間から広場を覗いているようなような気分だ。
 利益を追求する企業としては正しい判断だろう。8,000万人を抱えていても赤字では意味はない。それだったら規模を縮小して100人を相手に黒字を出すほうが優れた経営と言える。
 今の経営方針が間違っているとは思わないけれど、ぼくにとって前とは違う方向で居心地の悪い場所に戻ってしまった感じが否めない。ウィジェットを使ってWebにツイートを貼れなくなったのが決定打。もうここにいる意味はない。
 活動場所をどこか他へ移そう。Twitterに似ているBlueskyは既にパンクしていて参加できなさそう。インスタは毛色が違うのでパス。Mastdonとかの分散系は実像がつかめていない。やはりDiscordが無難だろうか?それともMetaの新サービスがいいのだろうか?
 SNSなんて勢いが重要。流れを見つけてそこに飛び込もう。