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想像の1/10

by 唐草 [2022/02/04]



 家庭向け光回線は1Gbpsが主流だ。ビデオチャットにも、HD動画ストリーミングにも十分な速度。もっと遅くても不便は無い。それにあくまで最大1Gbps出るということ。最大速度が出るほうが稀だろう。
 その証拠、と呼ぶには弱いが、光回線の我が家の通信速度は公称の1/10程度の100Mbpsぐらい。こんなもんなんだよ。
 と考えていたが、これがとんでもない勘違いだった。
 現在、我が家ではほとんど使っていない固定電話解約に向けて動いている。手始めとしてNTTへの依存度を最小にするために各種契約を見直している。
 様々なサービスの連絡先に家電の番号を入力しているので、これを携帯番号に置き換えていく。これがソフト面の対応。長年家電を使い続けてきたので根深い問題となって苦戦中。
 ハード面の対応としては、インターネットの光回線契約をNTTからプロバイダに移管することにした。この作業のなかで埋もれた真実が明らかになった。
 我が家が光回線を導入したのは約20年前。光回線敷設と同時に申し込んだ。当時のサービスは「Bフレッツ」という名称だった。当時人気のADSLを無視して10倍ぐらい速い光回線に賭けたぼくの判断は正しく、光回線はドンドン広がり今や日本の多くをカバーしている。普及に合わせてサービス名も次々に変わっていった。「フレッツ光ハイパーファミリー」という名称に変わったと書面が届いたこともあった。
 契約切り替えに当たり現在の契約を調べる必要があった。何度変更があったのかは分からないが、今は「Nファミリー」なる契約になっていた。これは「フレッツ光ネクストファミリー」のことらしい。何度変えればNTTは気が済むのだろうか。顧客を翻弄しているようにも思える。
 NTTの都合で何度も名称が変わってきたが、ひとつだけ変わっていない事があった。
 それが回線速度。20年前からずっと100Mbpsのままだった。むしろMAX100Mbps出てたのか!そっちも驚きだ。
 名前の変更に合わせて速度も変わっているのだと信じていたよ。20年とは言わないが、10年分の料金を返せNTT。