by 唐草 [2017/07/13]
タブレットを使っていたら、見知らぬ通知アイコンが表示された。1年ぐらい使っているけれど、初めて見るアイコンだ。
通知の内容を読むと、システムソフトウェアのアップデートと書いてある。一応、製造元のASUSからの通知という体を成している。
システムアップデート?
サウンドドライバに明らかな不備があるんで、それでも直してくれるんだろうか?よく分からないが、一応当てておくか。
そんな軽い気持ちでデータのダウンロードを開始したところ、約1GBもの大容量であることが発覚した。これは、ずいぶん大規模なアップデートだな…。
長いダウンロード時間、遅々として進まないデータ検証、そろそろ不安がこみ上げてくるインストール作業。マンガ1冊を読み切るほどの時間が経過しても、まだ作業は続いていた。
その後の長い沈黙を経てタブレットが目を覚ました。
目覚めたタブレットは、Android 6からAndroid 7に変わっていた。
なんてこった。システムアップデートってファームウェアとかドライバの更新じゃなくてOSのアップデートのことだったのか。それはまったく考えていなかった。
アプリはちゃんと動くだろうか?
いや、でも、その前に確認しておかなければならないことがある。
設定画面のバージョンナンバーを連打する。そして出てきたNの文字をさらに連打する。猫の顔文字が表示されたことを確認して、ニヤリと笑う。
Android 7のイースターエッグは、ねこあつめのパロディーゲーム。こいつを有効化しなくて何のためのAndroid 7だ。
早速、猫のためにドーナッツをセットした。