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汚いお手々

by 唐草 [2020/03/13]



 ちょうど一ヶ月ぐらい前に「コロナ対策の結果、インフルエンザの流行が小規模になるかもね」と書いた。これはぼくの身勝手な予想であり、科学的データに基づく推論ではなかった。ただ単純に、多く人がマスクをして手洗いうがいを徹底すればウィルスを取り込む機会が減るだろうと思ったからだ。
 結論から言うと、ぼくの勘は当たったらしい。出どころが不詳なデータによるとインフルエンザ罹患者が、例年の1/3ぐらいに減っているそうだ。ピーク時比較だと1/10なんて説も飛び出していた。例年季節性インフルエンザに1,000万人程度が罹患しているらしいので、1/3に減ったというのは劇的な改善と言えるだろう。インフルエンザの致死率は0.1%程度だと推論されているので、6700人ぐらいの命が救われた計算になる。
 ぼくは全く考えていなかったが、ノロなどの急性胃腸炎もインフルエンザ同様に減少しているらしい。これも良い傾向である。
 目に見えないウィルスとの戦いは、結果が分かりにくくて神経ばかりすり減っていく。屋外で何かを触るたびにリスクが頭を過り、終いにはマスクをしていない人に憤りと恐怖を同時に感じるようになってしまうかもしれない。まだまだ終わりの見えないコロナウィルスとの戦いは続いている。今日もマスクを身に着けているし、学校は休みのままだ。それでも、インフルエンザの減少幅を鑑みるとこの戦いの成果は確実に出ているようである。
 インフルエンザ激減を数字で見ていて思ったことがある。
 インフルエンザを避けるには、予防注射よりもマスク&手洗いの方が効果的なのではないかと思えてならない。もちろん併用するのがベストなのは間違いないし、予防注射を打って抗体ができていれば罹患した際に症状を和らげてくれることも期待できる。それでも、コスパと手間と注射への恐怖を考えるとマスクで十分な気がしてならない。ぼくは冬場にマスクを身につけるようになってから一度もインフルエンザを拾っていないという個人的な成果も、マスクで十分説を後押ししてしまう。
 またウィルス対策の効果を逆に考えると、いままで多くの人が適切な場面で手洗いうがいを十分にできていなかった証左とも取れる。「ちゃんと手洗いうがいをしましょう」とどの口で子供に言っていたんだか。汚ぇな。