by 唐草 [2022/07/18]
ぼくはMacbookをおよそノートPCらしからぬ使い方をしている。本体を閉じて外部ディスプレイとキーボード&マウスをつないで、あたかもデスクトップPCのように使っている。この使い方は、閉じたノートPCが貝のように見えるので「クラムシェルモード」と呼ばれている。
リモートワークの普及で、クラムシェルモードを利用する人が増えているという話を聞いたことがある。持ち歩かないのであれば小さなノートPCでチマチマ作業するのは窮屈。大きな画面と打ちやすいキーボードを繋げたほうが効率が良いことに皆が気づいたのだろう。
20年以上前からクラムシェルモードを愛用しているぼくからすれば「ようやく気づいたか」という感じだ。
しかし、最近クラムシェルモードで使うMacbookにある疑惑が浮かんでいる。それが、夜中に勝手にスリープが解除されているという疑惑。夜間は外部ディスプレイの電源を落としているし、Macbookはファンレスなのでスリープが解除されても簡単には気づけない。
それなのにこの疑惑が浮上したのは、暑さのせいだ。
朝、仕事を始めようとしたとき既にMacbookがほのかに温かいのだ。つないでいるUSBハブに至っては熱いほど。常時コンセントに繋いでいるので常にフル充電。本来ならバッテリーだって熱くならないはず。それなのに人肌より温かいということは、スリープから抜けて閉じたまま起動している証拠と言える。
macOSには様々な省エネオプションがある。不適切な設定になっていて、勝手に目覚めてそのまま稼働を続けてしまうのだろうか?それとも外部キーボードをつないでいることで、猫が不用意にスリープを解除してしまうのだろうか?
原因を確かめるため省エネオプションを初期化して、キーボードもモニターも外した。さらに電源も抜いて一晩置いてみた。
結果はフル充電だったバッテリーが7割以上減っていた。これは8時間ぐらい稼働させ続けたときと同じぐらいの減り。やっぱり、何らかの原因で夜中に勝手に目覚めて動いている。
これでは、ぼくのMacbookは夢遊病を患っているみたい。それとも幽霊の仕業?