by 唐草 [2021/07/15]
7/1の記事にキーボードの調子が悪いと書いた。公称耐久性能である5,000万回には遠く及んでいないけれど、10年以上使っていれば摩耗やらゴミの混入やらでダメになっても不思議はない。状況を論理的に考えることで受け入れがたい現実を受け入れよう言葉を並べていた。
そして、既に新しいキーボードを購入した。同じメーカーの茶軸モデルを選んだ。
よくあるジンクスの1つに、なくしたと思って新しいものを購入すると古いものが見つかるというものがある。今、それに似たようなことが起きている。
新しいキーボードを購入した途端に古いキーボードの調子が戻ったのである。もうバックスペースキーが暴走して余計な文字まで消すことはないし、完璧にタイプしたはずのパスワードが拒絶されることもない。イメージしたとおりに文字が入力されるという当たり前の状況が帰ってきた。
新しいキーボードの登場で危機感を覚えた古いキーボードが、捨てられるのをおそれて急に頑張りだした。そんなおとぎ話のようなことが起きるわけもない。プラスチックとバネの塊がそんなことを考えていたらホラーだ。おぞましくてタイプするどころか、机の上にも置きたくない。
キーボードが復調したのには、何らかの外的要因があるはず。ぼく自身が変わったのか、環境が変わったかのどちらかだ。
この2週間でぼくに何か変化はあっただろうか?またしても腰を痛めたせいで、姿勢が変わったことが良い影響を与えているのだろうか?いろんな方向からキーを押しても正常に動くので、ぼくの押し方が変わった説は弱い。
だとすれば、環境が変わったのが原因としか考えられない。でも、同じ机に同じように置いてあるだけ。落としたりもしてないし、逆にメンテをしたなんてこともない。強いて言えば、ここ数日暑い気が続いているのでクーラーを付けるようになったぐらい。
ひょっとしてこれが要因だろうか?
だとすれば、温度より湿度が怪しい。長雨続きで湿気を吸ってサビが膨らんでいたとか?木や革といった天然素材ならあり得るかもしれないが、キーボードは金属とプラスチックだもんなぁ。よくわからん。