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あっちのウィルスは?

by 唐草 [2020/02/17]



 テレビのニュースは大半の時間をコロナ関連の話題に割いている。連日リピート放送のように繰り返されるニュースに飽き始めているぼくは、いったいアナウンサーは1日に何回「コロナ」と口にしているのだろうか?などとどうでもいいことを考えてしまう。
 刻一刻と状況が悪化していくニュースを眺めていても別段驚きもない。ぼくが疫学の専門家でこの状況を予想していたという訳でもない。ただ単に「自分は感染しないだろう」との甘い考えで対岸の火事を見ているようなもので、はっきり言って現実感もなにもない。ゾンビ映画を見ているよりは、ちょっとリアリティーがあるなという程度である。
 無関心なぼくだが、マスクはキッチリとしている。とはいえ、このマスクはコロナウィルスを恐れて装着しているわけではない。冬の定番装備として身につけているだけだ。
 例年、ぼくはインフルエンザ予防でマスクを身に着けている。大学という不特定多数が出入りする場所に身を置いているので、毎年インフルエンザはとても身近な存在である。大切な発表や試験の日にインフルエンザでダウンした学生の尻拭いのために奔走するのは、2月上旬の恒例行事のようなものである。
 身の回りで知った顔が、それもぼくよりずっと健康そうな若者が倒れているのを見ているとインフルエンザの威力を無視することはできない。だから、もっとも初歩的な防衛策であるうがい手洗いとマスク装着を欠かすことはないのである。
 ところで、今年のインフルエンザの流行ってどうなっているのだろう?アメリカでは、多くの死者が出るほどの大流行だという話を聞いた。一方、日本では連日のコロナウィルスによる肺炎のニュースばかりで、インフルエンザのイの字も聞こえてこない。
 コロナウィルスという未曾有の緊急事態の前に、慣れ親しんだインフルエンザなんて構っている暇がないというだけなのだろうか?それとも、多くの人がコロナウィルスに恐れをなして普段以上にしっかりと防疫対策を講じているのでインフルエンザの流行が起きていないのだろうか?
 インフルエンザも結構危険なウイルスだ。コロナ騒動の怪我の功名でインフルエンザを封じ込められれば良いのだが…。最悪、両方大流行という悪夢もありうるんだよなぁ。