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最後に残ったおにぎりは

by 唐草 [2019/09/13]



 先週ぐらいにセブンイレブンのおにぎりを全種類制覇しようとしていると書いた。終盤に差し掛かって残されたおにぎりの種類は、片手で数えるほどとなっていた。でも、そこから遅々として進まない。なぜなら、残ったおにぎりは味や価格の面でぼくが許容しがたい要素を持っていたからだ。キライそうなおにぎりを我慢して食べてチャレンジを続行するか、やせ我慢なんてさっさと辞めるべきか迷っていた。
 そんな時、あるアイディアが閃いた。チャレンジ中断を考え出していたぼくの心を照らし、新たな道を示してくれたのだ。
 チャレンジを続けていくと最後に1つのおにぎりが残る。それは、ぼくが一番キライな要素を秘めたおにぎりだということだ。この事実に気がついた瞬間から、おにぎりに対する意識は大きく変わった。全品制覇チャレンジは、単にコレクションをすべて揃えるようなチャレンジではなくなったのだ。自分の嗜好と思考を見つめ直す挑戦へと変貌したのである。
 おかげでイマイチに見えたおにぎり選びが、俄然楽しくなっていった。
 ぼくが一番避けるおにぎりはどれなんだ?目の前にはワースト候補がいくつか並んでいるが、その中にも絶対に序列があるはずである。
 先日、ワーストおにぎりはついに3種類まで絞られた。醤油漬けすじこ、オムライス、ソーセージの3つである。ぼくがこれらを避けた理由は、以下の通りだ。
 すじこは好きなのだが、コンビニおにぎりとしては高い。一方で、すじこの値段としたら安いとも言える。つまり、人造イクラを使っているか、あるいは低品質のイクラを使っている可能性が高い。
 オムライスは、卵焼きがペロッと乗っただけにしか見えない。オムライスのちょっと背伸びをしているような豪華さがまるでない。おにぎりとしては高いのも残念ポイントだ。
 ソーセージは、これをソーセージと認めたくない。スパムとかのランチョンミート系がソーセージと名乗っているのだとしたら許しがたい。
 値段、見た目、自称など様々な理由が、ぼくの許容範囲から逸脱していたようである。
 ぼくが最後まで手に取らなかったもっとも避けるべきおにぎりが今日決定した。
 それはソーセージだった。
 肉のしつこさと、ベタつきそうなソースがぼくを遠ざけていた。まぁ、味はジャンク感があって美味しかったけど、これはおにぎりではない。ライスバーガーの仲間だ。おにぎりが食べたいときに選んではいけない。