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ルバーブってなに?

by 唐草 [2018/06/02]



 ぼくは、ほとんど料理をしない。とは言え、すべての食事を外食で済ませているという訳では無い。エネルギー補給のための最低限の料理を自分のために作る程度だということだ。クックパッドを利用したことなんて2回ぐらいしかない。レシピ本なんて買ったことどころか、立ち読みをしたことすらない。豆板醤を常備して「麻婆豆腐なんていつでも作れるよ?」とか言ってしまうような意識の高さなんて微塵も持ち合わせていない。ぼくからは、どう頑張っても鶏ガラスープの素ぐらいしか出てこない。
 こんな具合にあまり料理に縁の無いぼくだが、ここのところ料理関係ではまっていることがある。
 それが、海外の料理番組を見ることである。
 初めに断っておくが、料理スキルを高めようとして料理番組を観ているのではない。学習のために見ているなんて気持ちはひとつまみもない。単なる娯楽として観ているのだ。
 「料理をする気がないのに料理番組を観て楽しめるのか?」と疑問に思う方もいることだろう。でも、心配無料。大いに楽しめている。
 日本で有名な料理番組と言えば、『3分クッキング』が3本の指の1つに数えられることだろう。あの番組は料理番組としてみるよりも、用意周到な段取りを楽しむものだとぼくは考えている。あらかじめ用意したものを巧みに利用しつつ限られた時間であたかも料理をしたかのような錯覚を植え付けるという巧みな演出芸を楽しめれば良いのである。
 これと同じように自分が楽しむためのポイントを見いだせれば、どんなものだって楽しめる。
 ぼくが海外の料理番組に見いだした楽しみは、実に単純なものである。それは、見知らぬ食材を知るということである。
 日本は世界でもっと簡単に世界中の食材を味わえる国のひとつだと言われている。確かに、安価な中華料理から高級なフレンチまでありとあらゆるものを安易に食べることができる。でも、だからと言って世界中のすべての食材を口にしているわけではない。各国の料理の中から、日本人の口に合いそうなものや日本でも簡単に食材が手に入るものだけがチョイスされている。
 海外の料理番組を観ていると見知らぬ食材がドンドン出てくるし、調味料だって聞いたことのないものがある。調理法だって日本では馴染みのないものが紹介されることもある。味の分からぬ食材を知らない料理方法で調理していく。当然、完成した料理の味も食感も想像することはできない。
 でも料理の過程を見ていると、ぼくの知らないものがゴロゴロ登場している。ボーッと料理を眺めているだけなのに次々に知らないことが頭に飛び込んでくる。腹は一向に満たされないが、好奇心は十分に満たされるのである。