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by 唐草 [2019/12/12]



 数年前に8,500円ぐらいで購入した格安スマホが完全に風前の灯である。スマホと呼ぶにはあまりにもお粗末な処理能力しか有していないことを承知した上で、電話機として購入した品だった。でも、処理力以前の問題を抱えている。バッテリーが死にかけなのだ。寒いせいもあると思うが、コンセントを抜くと数分で80%ぐらいまで電池残量が減るし、待受時間6時間ぐらいで完全に電池が切れる。電源に繋がずに通話をしたら5分ぐらいで電池がなくなってしまうことだろう。
 さすがにこの状態は無視できない。2段階認証用のSMSを受信するだけの機械になっているとはいえ、これでは実用に耐えかねない。携帯の名が文字ばかりの存在に成り下がってしまっている。新しいスマホを購入する時期なのかもしれない。
 Amazonで調べてみたら、今でもスマホの底値は8,000円ぐらいだった。iPhoneと比べたらゴミのような性能かもしれないし、処理能力の低くさを勘案するとコスパが良いとも言えない。でも、ぼくのように電話機が欲しい人間にとっては魅力的。なにより、ぼくのポケットに収まっているスマホと比べれば月とスッポンである。
 この安さなら迷うことなど何もない。初期不良でさえなければいい。早速、購入だ。と思ったのだけれども、厄介な問題が残っていた。
 それがSIMカードの大きさである。今どきのSIMカードは、どれも小さなnano SIMだ。しかし、ぼくが持っているのは中くらいの大きさのmicro SIM。SIMフリーのスマホなのに物理的な大きさに阻まれてフリーを享受できないのである。
 SIMのサイズ変更には、2つのやり方がある。1つは、キャリアに3,000円払ってサイズ変更をしてもらう正攻法だ。お金も時間もかかる。なんとスマホ本体の半額近いお金を出さなければならないのだ。これじゃあ、格安スマホを買う意義が薄れてしまう。
 それに対して、もう一方のやり方は、数分で終わるし、なによりタダなのだ。
 でも、ぼくはタダのやり方に躊躇している。だってSIMを物理的に切断しなくてはならないからだ。しかも、金属の端子部分を含めて切る必要がある。とてもじゃないけれど、事務用のカッターナイフでは歯が立ちそうにない。
 一応カット用の台紙をダウンロードするところまでは進んでいる。でも、失敗するビジョンしか見えていない。