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ドライブ皮算用

by 唐草 [2022/08/11]



 無料で使えるGoogleドライブの容量は15GB。初めてGoogleドライブを使った十数年前は「こんな大容量をタダで使わせてくれるなんてありがたい!」と感激したものだ。工夫すれば一生使える容量に思えた。
 映像はFull HDで写真は4K画質となった今日、15GBなんてちょっと使えばすぐに埋まってしまう。ぼくは、すでに12GB近く使っている。
 このままでは、容量が足りなくなるのは目に見えている。近い将来、課金は避けられないだろう。
 Googleドライブに課金すると月額250円で100GBまで使えるようになる。とは言え、100GBもいらない。10GBくらい増量して25GBもあれば十分だ。250円の1/4の60円くらいの少額課金ができると都合が良い。
 そんなセコいことをしていたらGoogleは儲からない。1byteでも追加容量がほしければ、250円払って85GBの追加を受けるより他にない。
 わかっているけれど、なんだか非効率なお金の使い方に思えてしまう。
 そこで目をつけたのが、カラクサラボのクラウドでもあるGoogle Cloud Platform。仮想マシン用のストレージを10GB単位で提供している。使い勝手はGoogleドライブに劣るが、これなら無駄のない課金ができそうだ。
 10GBの追加は最安プランで月額40円と書かれている。
 「お、安いじゃん」と思ったものの、計算したらGoogleドライブより高かった。100GB借りたら月額400円になってしまう。それにストレージ容量とは別に通信費もかかる。使えば使うほど高くなるという罠がある。
 クラウドを活用して自分に合ったスケールの仮想マシンを利用すれば安くなるかと皮算用をしたけれどダメだった。高そうに見えるけれどGoogleドライブの料金設定は、流石と言わざるを得ない絶妙な価格。素直に課金したほうが良さそうだ。
 課金したGoogleドライブを仮想マシンでマウントするのが一番良さそうだ。あれ、目的と手段がごっちゃになってきたぞ。ぼくは何のために容量を増やそうとしていたんだっけ?