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10年の変遷

by 唐草 [2021/08/14]



 今年のお盆休みは、ゲーム三昧と決めていた。出かけられないなら家で楽しめることに没頭したほうが、休みを満喫できると考えたからだ。
 新しいゲームを買おうとオンラインストアを覗いたけれど、欲しいゲームはセール対象外。前のセールで買っておけばよかったと後悔しても遅い。出鼻を挫かれたので、ゲームを買うのは諦た。その代わりに久しく遊んでいないゲームを引っ張り出すことにした。
 最近のゲームは大ボリュームなので、1周遊ぶだけでお腹いっぱい。何周もプレーすることは減った。だからクリア後に放置したままになっているゲームも多い。
 この夏は時間があるので、2周目に手を出さずに放置されたゲームの中で一番ボリュームのあるもので遊ぶことにした。
 4年前に初めて遊んで以来だった『Skyrim』に白羽の矢が立った。
 『Skyrim』はやりこみ要素とmodの充実により世界でもっとも遊ばれた一人用RPGと言っても過言ではない。発売10年を迎えるので古臭さが隠せないが、遊びの幅は今なお色あせていない。
 1周目を遊んだとき、ぼくは外野からの意見に左右されずに楽しみたかったので情報を断っていた。シナリオもシステムも手探りで進めて、あたかも発売日に購入したかのような新鮮な気分でゲームに向かい合った。
 今回は1周目と違うことをしたい。と言うわけで、攻略サイト閲覧を解禁した。その結果、2つの驚きがあった。
 1つは、DLCまで含めて全部遊んだのにレベルアップシステムを理解していなかったこと。器用貧乏キャラを作って、自分で難易度を上げていたらしい。
 もう1つは、攻略サイトの変遷だ。奥深いゲームなので今でも新しい攻略記事が公開されている。そのため、攻略情報を検索すると10年間で情報発信のあり方がどう変わってきたのかを見て取れる。古い記事は、個人ホームページが多い。5年ぐらい前からWordPress等を活用したブログ形式のサイトが台頭してくる。そして最新のものは、文字と画像だけでなくYouTube動画が掲載されている。
 すっかり忘れていたけれど、ぼくも通ってきた道だ。10年続くゲームだからこそ、その間の変遷を生きた形で保てているのだろう。
 なお、地味だけど個人HPの情報が一番役に立った。