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Mod入れるところまで

by 唐草 [2022/01/10]



 PCゲーム好きにPC版の利点を聞くと口を揃えてこう言う。
 「Modが使える」
 確かにModを導入することで、ボスが機関車トーマスになったり、アメリカンなたくましいお姉さんが日本アニメ風に置き換わったり、全年齢ゲームがR18 仕様になったりと自由な楽しみ方が広がる。でも、Modはノーマルから逸脱するためのものだけじゃないってことを知らないとPCゲーマのModに懸ける情熱を理解できない。
 ぼくはチートもModも大好き。でも、ぼくのゲーム画面からはModの気配はしない。ぼくがModを導入するのは、ゲームをシュールギャグにしたいからでもエロゲーにしたいからでもない。快適なプレイを実現するためにModを駆使している。
 新しいPCへ移行したのに合わせてFallout 3とFallout:New Vegasのプレイ環境を構築し直した。どちらのゲームも発売から10年ぐらい経過しているので、今のPCで遊ぶのは難しいし、PCの性能を十分に引き出すこともできない。そこでModの出番だ。
 導入するのは、メモリ4GB利用パッチ、バグ修正Mod、ゲームエンジン拡張Modと言ったゲームを近代化する必須Mod。日本語で遊びたいので日本語化Modも欠かせない。前はこれだけで遊べたが、先日10周年記念アップデートが配信されたせいでModの一部が利用できなくなってしまった。だから、もっともModが利用できるバージョンにバージョンダウンするツールも必要になった。
 以前はこれらを手動で適応する必要があった。それも過去の話。今ではMod管理ツールから簡単にインストールできるし、バラバラに開発されたModをひとまとめにして配信してくれている親切な人もいる。以前に比べれば、ずっと簡単に必須Mod導入と日本語化が行えた。
 とは言え、Steamでダウンロードしてから1時間以上Modと格闘していた。最新英語版を日本語で起動したところで完全に満足。Modを有効化するところまでが、PCゲームで一番楽しいと言って差し支えない。