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快適な睡眠を求めて

by 唐草 [2021/08/12]



 熱帯夜が常態化している7月中旬から8月中旬。一年で一番暑い時期にいかにして安眠を確保するかは、夏の間の健康を左右する大きな問題だ。睡眠不足では日中の殺人的な暑さに立ち向かうことは出来ない。
 最近は「夜間でも躊躇なく冷房を使え」という意見を耳にすることが多い。夜間でも27℃を下回らないような日もあるし、コンクリート製のマンションなんかは夜間になってもコンクリートが昼間の熱を蓄えたままになっていて屋内の気温が下がらないなんて報告もある。夜が暑いのは、単に気象の変化だけではなく、ぼくたち人間の営みの変化も大きな要因のようだ。
 我が家は、木造平屋建なので先に述べたような蓄熱は起きていない。窓を開ければ外気温の変化に従って室内の気温も下がっていく。とは言え、それでも寝るのに快適な温度とは言い難い。
 だから冷房をつけて寝る日も少なくない。とは言え、冷房を使えば確実に快適な睡眠環境が構築できる訳ではない。温度調整に苦戦する日々が続いている。
 冷房を25℃でガンガンに効かせて寝ると朝には体が爬虫類のように冷えている。そうなるとダルくて不快な目覚めとなる。一方で冷房としては高めの27℃設定だと、外気温が下がる明け方には冷房が停まってしまって暑さで目が冷める。この2つ間をとって26℃なら快適かと思ったが、話はそう単純ではなかった。むしろ悪いところを両方取ってしまったようで、暑さで目覚めてしまった上に体もダルく重かった。
 快眠を求めてネットを調べたところ熱帯夜快適に乗り切る冷房の使い方の記事を見つけた。記事によると体がダルくなるのは冷えすぎてしまうためと書かれていた。一方で、暑いと眠りが浅くなって健康への悪影響がでてしまうそうだ。だから、冷房を少し強く設定したうえであえて長袖のパジャマを着たり、冷えやすい腹や膝などをタオルケットなどで守るのが良いと結論づけていた。
 合理的な冷房の使い方であることは間違いない。でも、ぼくにはこの方法を実践できない。なぜなら寝相が悪すぎるからだ。