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暑い日に最悪なこと

by 唐草 [2018/07/23]



 今日は、東京でも40℃を越えた。外を歩くだけでも生命の危険を感じる暑さである。いや、暑いなんて感覚は既に通り越している。直接日射しが当たる素肌は、もはや痛みを感じていた。もう街中が、熱波という名の有毒バリアで包まれているような状況である。1歩進むだけでHPがゴリゴリ削られていく。ここはラスボスの棲まうダンジョンか何かなのだろうか?
 さて、そんな暑すぎる日に起こりうる最悪の事態とは何だろうか?熱中症で死ぬというのが、最悪のシナリオだろう。この悲しい終焉にたどり着くきっかけとは何だろうか?水を飲めない、屋外での作業があるなどいくつかの理由が考えられる。
 今日は、熱中症まっしぐらの事態に巻き込まれてしまった。考え得るワースト5に入るぐらいの最悪な事態である。ぼくのような屋内でPCに向かって作業する人間にとっては、最悪と言っても差し支えない事態でもあった。
 仕事場の冷房が壊れたのだ。
 仕事場に一歩踏み入れた途端、猛烈な熱気が体にまとわりついてきた。北側の部屋なので刺すような日射しの屋外ほど暑くはないとはいえ、サウナに入ったときのような濃厚で体を包み込むような不快な暑さが待っていた。
 冷房からは、室温とほぼ同じ温度の温い風しか出ていなかった。これでは冷えるはずもない。たぶん、室温は34℃ぐらいあったと思う。暑くて仕事どころではない。いや、一歩間違えれば身体への影響がある温度である。
 冷房が故障したことを口実に仕事を取りやめても良かったのだが、だからと言って暑い中何もせずに帰宅するという選択肢はただの骨折り損でしかない。どうにか涼を求めて、少なくとも仕事をするフリぐらいはしておきたい。
 仕事部屋の冷房は温風しか吹き出さなくなってしまっていたが、廊下の冷房は正常に稼働していた。いっそ、廊下で仕事をしようかとも考えた。そんな時、仕事場のある装置が目に入った。
 2台のサーキュレーターである。これで廊下の冷気を仕事部屋に送り込むことにした。結果は大成功である。
 そう、毎日我が家で行っているのと同じことを仕事場でも実践したのだ。まさか、ここで我が家の「全館冷房」計画のノウハウが活かされることになろうとは!というか、この夏は毎日冷房と扇風機の組み合わせに付いてしか考えていない。この暑さで頭が動かなくなっていると言うことにしておこう(元から頭が足りていない説を考慮するほどの余裕は既になし)。