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時空の歪み

by 唐草 [2023/09/24]



 早期アクセスから3週間。ようやく『STARFILED』で”1周目”のゴールを迎えた。プレー時間は「10日」と表示されている。つまり、毎日平均10時間は遊んでいた計算になる。
 2023年9月は『STARFILED』を全力で遊ぶ1ヶ月間にすると1年以上前から準備をしてきて、それが見事に実ったと言える。並大抵の準備では1日平均10時間プレーを3週間も続けることはできない。
 ゲームクリアに大きな達成感を感じているが、それ以上にこの1ヶ月の準備が期待通りに機能したことへの達成感が大きい。
 正直言って、クリアまでここまで時間がかかるとは予想していなかった。もちろん普通にプレーしたらこんなに多くの時間を費やすことはないだろう。ぼくがメインストーリーよりもサイドストーリーを優先するプレイスタイルなのが大きい。でも、それだけが時間がかかった理由ではない。
 惑星探査に時間を割いたことも大きいし、それ以上に宇宙船づくりに没頭したことも大きい。宇宙船の整備をしていたら3時間経っていたなんてこともあった。まさに時間が溶けるような感覚だ。
 『STARFILED』の宇宙船づくりはプラモデル的。エンジンや居住スペース、コクピットなどがユニット単位で用意されており、それらをレゴのように接続して宇宙船を作っていく。
 エンジンやワープドライブを搭載することなどの制約はあるものの、基本的には自由にユニットを組み合わせて好きな形で好きな性能のオリジナルな宇宙船を作ることができる。見た目重視に作ってもいいし、性能一点張りに作っても良い。積載量の大きな輸送船を作ることもできるし、攻撃力の高い軍艦を作ることもできる。
 ぼくの要望は単純だ。そこそこの積載量と高い攻撃力を両立させたコンパクトで左右対称の宇宙船がいい。要するに1隻でなんでもこなせるカッコいい宇宙船がほしいというワガママな願いだ。
 それを叶えるのは簡単ではない。
 多くのパーツを吟味して、ゲームで造船スキルを取得して、そして購入資金を貯める。これができて初めてスタートラインに立てるのだ。時間がどれだけあっても足りない訳だ。