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それぞれの最適化

by 唐草 [2023/09/16]



 PCゲームの画質設定は悩ましい問題だ。先日も書いた通り、ぼくが使っているRTX 2080tiで『STARTFILED』を起動すると最高画質「ウルトラ」に次ぐ「高」が初期設定となる。
 だが、「高」だと大きな街などでフレームレートが不安定になる。映像が綺麗でも操作感が悪いのはいただけない。それに掃除機のような音でファンが動作するのは、ゲーム体験を損なう。
 だから、「中」で遊ぶことにした。これならフレームレートは60で安定するし、ファンもフル回転の一歩手前となる。
 それでもファンがうるさい。つまり、大量に電気を消費しているということだ。ストーリーを進めるときは美麗な映像で楽しみたいが、レベル上げには美しさよりもエコが必要だ。
 そう考えたら「低」がベストに思えてきた。結局、どのゲームで遊んでいてもいつもこうなる。毎回、ファンの騒音と電気代がぼくを現実に引き戻す。負荷を最小にすることがぼくにとっての最適化と言える。
 昨日、グラフィックボードドライバのアップデートが配信された。『STARTFILED』向けの調整も含まれておりわずかに性能も上がるし、設定の最適化もしてくれるようになった。
 これなら静かさと美しさを両立できるかもしれない。そう期待してアップデートと最適化を実行した。その結果、画質や影などの項目ごとに「ウルトラ」から「中」までの3つを巧みに組み合わせた複雑な設定となった。
 一部に「ウルトラ」があるのにも関わらず、単純に全項目を「高」に設定したときよりも安定していた。流石ハードメーカーの最適化だ。ハードウェアの性能を100%引き出している。
 だが、この設定だとグラフィックボードは常に100%で動作する。電気も食いまくりだし、ファンは掃除機レベルの騒音を出す。
 エコで静かな状態を求めるぼくの最適化とは真逆の設定だ。なにを最適な状態とするかの基本理念がまったく違う。そんなことに気づいて思うことがある。
 ぼくが現行最高性能のRTX 4090を買ったとしても、おそらくエコ設定で使うことだろう。それはスポーツカーに乗っても徐行しかしないようなものだ。