カレンダー

2023/09
     
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

静かに回せ

by 唐草 [2023/09/03]



 どんな姿勢でPCゲームを遊ぶか大いに迷ったが、映像の美しさよりも楽な姿勢を選んだ。ぼくは美麗な映像を楽しみたいのではなく、ゲームの世界にのめり込みたいのだ。どれだけ映像が美しくても尻と腰の痛みで現実に戻されるのでは没入感も台無しだ。
 とは言え、できることなら最新の大型4Kテレビに最高画質で出力してゲームをプレーしたいと願っている。でも、それはあまりにも金銭的負担が大きすぎる。
 ぼくが使っているグラフィックカードはRTX 2080ti。2世代前のモデルだ。その性能だと最高画質であるウルトラ設定の4K出力は無理。4K解像度を優先すると影や背景のクオリティーが中画質となって、高精細なボケ画像をみるという本末転倒な状況になる。
 4Kより一回り小さいWQHDでもウルトラ画質では動かず、1ランク下の高画質が限界だ。もしかしたら2080tiのグラフィックメモリ量だとウルトラ解像度用の巨大テクスチャをロードしきれないのかもしれない。
 今回はテレビでのプレーを選んだので、2K相当のFull HD解像度で遊ぶ事となった。これなら余裕で高画質設定が動く。60fps出せるし、処理落ちを感じることもない。
 だが、ぼくはあえて中画質を使っている。
 いつもこの設定に落ち着いてしまう。
 グラフィックカードの性能を限界まで引き出す使い方をすると、冷却ファンが最大速度で回りだし、70℃近い風を撒き散らす。以前、重いPCゲームで遊んだときは冬だったので排熱を暖房として再利用できた。
 でも、猛暑日一歩手前の残暑の日には無理な相談だ。むしろPCのために冷房をつけている。
 ファンがうるさくてセリフが聞き取れないし、排熱がぼくを熱中症にする危険を感じるほど熱い。これは快適にゲームを遊ぶ環境とは言えない。
 排熱をファンの回転を抑えて、涼しく静かな快適さをこの手に収めなければならない。そのためにはグラフィックカードを控えめ設定で使うのが効果的。
 そんな訳で、解像度を優先すれば4K/60fps、FPSを優先すればFull HD/144fpsの時代にあえて前時代的なFull HD/60fpsを選ぶ。