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暫定壁紙

by 唐草 [2023/05/21]



 GW明けぐらいからデスクトップ壁紙に用いる新しい画像を探している。風景写真から抽象的なイラスト、そしてOS内蔵の壁紙画像に至るまで手当たり次第にフリーの画像を眺めている。
 ぼくが壁紙画像に求める条件は3つ。
 1つ目は、4Kモニターに対応できる高解像度であること。
 2つ目は、モノクロに見まごう彩度の低い画像であること。カラフルな画像を壁紙にすると残像で色が分からなくなるからだ。
 3つ目は、抽象画のように見える具体性の低い画像であること。だから、撮影場所や被写体の正体がすぐに分かる写真は避けている。ぼくはモータースポーツ好きだが、F1マシンの写真を壁紙にしたくない。同じように公式配布されているゲームなどの壁紙も使いたくない。
 いつものように自分の好きなものはわからないけれど、キライなものだけはハッキリしている。求めているのは、ぼくが「適度に虚無な写真」と呼ぶものだ。
 きれいな風景写真をたくさん見たのは目の保養になった。しかし、ぼく好みの彩度の低い写真は冬の景色が多い。見ていると心まで冷え切ってしまいそうなので、デスクトップには不向き。また、良い写真が見つかっても、画像サイズが小さくて実用に耐えないこともあった。
 写真の内容と画像の仕様が両方とも満足できる写真は、そう簡単には見つからない。
 ぼくの好きな写真家に、オーロラの光で廃墟を撮る人がいる。その人の作品が使えれば良いのだが、デジタルではあまり写真を公開していないのかぼくには見つけられなかった。
 それでも、そこそこ良い感じに見えて壁紙に設定したものも数枚ある。しかし、「これだ!」というハマった感じはなく、いずれも短い時間で解除となった。
 現在、暫定的だと思いながらも設定しているのは、Windows 11に収録されているリボン壁紙の低彩度版。グレーの背景にブルーグレーのリボンがグチャッとしている画像だ。
 85点ぐらいの満足度。
 悪くはないのだが、1つ問題点がある。ぼくの使うPCはWindows 10だし、なんならMacだったりする。壁紙だけWindows 11という妙な状況だという点だ。