by 唐草 [2022/12/06]
先日購入した画像編集アプリのAFFINITYには戸惑うことがいくつかある。これはアプリの設計が悪いのではなく、ぼくが骨の髄までAdobeの設計思想に毒されているから。思い通りにならないことに対して自分の偏った知識を基準に不平を口にしているだけ。
この姿を客観的に見れば、新しいものへの柔軟さを失った振る舞いでしかない。新たなことを受け入れる柔軟さを失わないように気をつけないと自戒しなければと反省。
もっとも購入した3つのアプリのアイコンと機能を一致させるところからスタートしなければならないので、AFFINITYをAdobe CCのように使いこなすのはだいぶ先になりそう。
AFFINITYで一番気になったのは、画像を編集しているメインウインドウや各種ツールボックスの右下にリサイクルマークのような円環の矢印が表示されていたこと。情報が詰まった小さなツールボックスでは他のボタンに重なってしまう。なにより編集している画像の上に表示されるのが厄介。
このアイコンは何なんだ?どう考えても邪魔すぎる。変化を柔軟に受け入れようと心がけているとは言え、こればかりは許容できそうにない。
調べたところ邪魔なリサイクルアイコンは、AFFINITYとは無縁だと判明。編集中の画像の上にアイコンを置くような暴挙を犯すアプリではなかった。疑ってゴメン。
リサイクルアイコンの正体は、グラフィックカードドライバーに付属する「インスタントリプレイ」だった。これは録画ボタンを押す何秒か前からあらかじめ画面を録画をしておいてくれる便利機能。ゲーム中にすごいことが起きたときに慌てて録画開始するのに重宝する機能。
でも、なんでゲーム向けの機能が画像編集アプリに表示されるの?
そうか、画像をGPUで処理しているからか…。グラフィックカードにしてみれば処理している画像がゲームか否かなんて分からないもんな。
この機能でぼくの超絶技巧な作画を録画配信できる!とポジティブに受け入れようとしたけれど、どうにもアイコンが邪魔。インスタントリプレイはオフにした。