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アシカ Vs. ゾウ

by 唐草 [2022/09/25]



 『週刊カラクサラボを作る』というサーバ構築マニュアルを作ろうと思い立ったのは、先日書いた通り。掲載内容を列挙していくと導入理由の希薄なものがいくつもあった。このままマニュアルを作っても、ラスボスの載っていないゲーム攻略本のようにフワッとした出来になってしまう。
 じっくり考えて適切な動機づけを準備せねば。たとえその動機付けが後付であってもだ。
 ぼくを悩ませているのがデータベース。世間にはさまざまなデータベースがあり、データ構造や使用目的によって使い分ける。
 お金が潤沢にあって手堅く「最強」がほしければORACLEを使えばいい。不定形のデータを扱いたければMongo DBが有力だ。MicrosoftのクラウドであるAzureを利用するのであればSQL Serverがいい。
 とは言え、これらは一般的な選択肢とは言い難い。100万行あるエクセルファイルを扱うような普通のデータベースを無償で使うとなると選択肢は限られる。
 アシカのロゴのMariaDBか、ゾウのロゴのPostgreSQLのどちらかだ。
 世間的には一時代を築いたMySQLから派生したMariaDBが人気。MySQLと互換性があるので、これまでの資料やプログラムをそのまま使い回せるのが強み。
 だが、カラクサラボにMariaDBは導入されていない。ここで動いているのはPostgreSQLだ。ぼくは約20年にわたってPostgreSQLを愛用している。
 なぜ、世間の波に乗らずにPostgreSQLを使い続けているのか?20年使いたくなるような魅力があるのか?PostgreSQLとMariaDBには僅かな違いがあるが、ぼくはその差を理解していない。ぼくの使い方ならどちらも同じ。
 それなのにPostgreSQLに固執しているのは、初めて使ったデータベースがPostgreSQLだったから。たったそれだけ。いつまでも初恋を引きずるナヨナヨした男のようだ。
 これではPostgreSQLをオススメする理由にならない。いっそ「ゾウさんが好き」と幼稚園児並みのことを言ったほうが説得力がある。