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身分証明書量産計画

by 唐草 [2022/05/10]



 いまやクレジットカードは身分証明書のようなもの。無料で利用できるサービスのアカウントを作るときでさえカードが必要になる。先日クラウドのアカウントを取得した時も必要だった。
 無償サービスばかり利用しているぼくからすると、支払いよりも認証のためにカード番号を入力したことのほうが多いような気さえする。
 利用者にすればカード番号を入力するのは面倒だし心理的抵抗も大きい。でも、そうでもしないとずるい人間がひとりでいくつものアカウントを取得してしまう。公平なサービスを提供するためには、ある程度の本人確認が必要なのはしかたない。
 ちょっと前までは携帯電話の番号で本人確認をしていたが、電話番号は欲しい数だけ簡単に取得できてしまう。最近は0円から番号を取得できる。やはり第三者の審査があるものでないと本人確認や利用制限につなげることは難しい。そう考えると電話番号よりもカード番号が選ばれるように変化したのは当然の成り行きだ。
 Oracle Cloudの無償アカウントが使えなくなってしまったので、新たにもうひとつアカウントを取ろうかとも考えた。でも、認証に利用できるカード番号を持っていなかった。お金の出入りとセキュリティを管理するためにクレジットカードを一本化していたことが、思わぬ弊害を生み出してしまった。
 使うかどうかに関わらずカードは作れるときに何枚か作っておいたほうが良いのかもしれない。お金を借りられる魔法のカードを作るのではない。身分証明証を作るのだ。
 というわけで、新たなクレジットカードを作ることにした。
 買い物には使わないのでポイント還元率はどうでもいい。年会費無料は必須。今のカードと新カードでVISAとMasterの両方を揃えたい。欲しいのは番号だけなのでナンバーレスカードだと不便するかもしれない。
 尖った要望はないので、銀行系でも楽天でもセゾンでもなんでも良い。さてどこのカードにしよう?待てよ、1つに絞る必要はないのか。たくさん作って無料アカウントをゲットしまくれば良いのか。ぼくもずるい人間の仲間入り。