by 唐草 [2022/02/01]
昨日、2.5Gbps対応のネットワーク機器を買おうと価格コムとAmazonをハシゴした。そのせいで広告はルータとハブばかり。冷蔵庫を買おうとしたときもこんなことになったが、その時よりもつまらない。ネットワーク機器なんてどれも同じにしか見えない。
当初の思惑は外れ2.5Gbps化は大きな軌道修正を余儀なくされた。新規格の導入に舞い上がって、重要なことを見落としていたからだ。
2.5Gbps対応PCがゲーム用の1台しかないという大前提を忘れていた。これではいくらスイッチ類を高速化してもなんの意味もない。せめてファイル共有や配信をするサーバ機が2.5Gbps対応だったら同時接続速度が上がるので効果もあっただろう。
2.5Gbpsを存分に活かすのであれば、もう1台2.5Gbpsで通信できるPCが必要。
だったらサーバ機を改造してやるよ!と本末転倒なことを考えだした。大容量のやり取りをするために2.5Gbps化するのは分かるが、今のぼくは2.5Gbps化が目的になっている。実際に2.5Gbps化できても、その速度を活かす機会がないことは完全に無視。ベンチマークで記録さえ出せれば満足だ。
新しくサーバを買うお金はないので、ネットワークカードを増設して安価に済ませることにした。
2.5Gbpsより更に高速な10Gbps対応製品は、データセンターやサーバ室向けにたくさんある。どれも法人用なので目が飛び出るような値段だ。一方、2.5Gbpsは個人での利用も想定した規格っぽいので1万円でお釣りが来る。いくつかのメーカーが製品を発売している。
重要なのは売っているメーカーではない。どこのチップを使っているかということが重要。ネットワークならIntelが最大手。だが、Intelの2.5Gbpsチップには問題があり評判が悪い。そんな訳で一番人気は、カニのロゴでおなじみのRealtekのチップ。
カニと言えば、一昔前は安チップの代名詞だったのに。今や、相手のミスとは言えIT界の巨人ことIntelと肩を並べるなんて出世したもんだな。カニカニ。