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ロボット5,000体破壊

by 唐草 [2022/01/22]



 ゲームのやりこみ要素は、作品を問わずどれも同じようなものばかり。「モンスターを5,000匹倒せ」とか「釣りを1,000回成功させろ」とかをよく見る。もう少し難しいものだと、トドメを刺す武器や技の指定が入ったり、チャレンジ場所が限定されたりする。
 これらのやりこみ要素をどう受け止めるかは、人によって大きく変わるだろう。プレー時間引き伸ばしのために無理矢理やらされる水増しだと感じる人もいるだろう。一方で、遊んでいたら自然に達成して自分のプレイを褒めてもらったように感じる人もいるだろう。
 ぼくは、回数をこなせば下手でもいずれ達成できるやりこみ要素を無視できない。達成リストに穴が空いたままというのが我慢できないのだ。不毛だとか水増しだと思いながらも、淡々とチャレンジを続けていく。
 回数系チャレンジを成功させる鍵は、簡単にスコアを伸ばすやり方を見つけることにある。だからぼくは「1,000匹倒せ」というチャレンジを「1,000回以内にベストな方法を見つけ出せ」と読み替える。事実、ゲームのちょっとしたルールの穴を見つけると一気に数が稼げるようことが多い。単純な反復作業だと思うと退屈だが、開発者との知恵比べだと考えると俄然楽しくなる。
 楽をするための努力を惜しまない性格が、こんなところで役に立っている。
 現在、『Fallout 76』のロボット破壊チャレンジを進めている。指定の武器でロボットを1,000体破壊するチャレンジが合計5つある。普段使わない武器だし、ロボットと戦う場面は少ないので積極的に狙わないと達成は難しい。
 色々試して3秒に一体ぐらいのペースでロボットを破壊し続けられる超効率的な方法を見つけだした。あとはぼく自身がロボットのように操作を繰り返すだけ。1,000体なんてすぐに達成できそうだ。
 ただ、この方法には問題がある。味方ロボットを破壊するので経験値もアイテムも無い。チャレンジ達成だけを追い求めた結果、ゲームの本質から逸脱してしまったような気もする。
 あれ、ぼくはなんのためにゲームで遊んでいるんだっけ?