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サイズ感

by 唐草 [2021/12/06]



 個人予算で毎月少しずつPCパーツを買って自作PCを組み上げよう計画もいよいよ佳境に突入した。これまでの「増設のために買ってます!」と言い訳できそうなメモリやSSDではなく、今回はマザーボードとケースを購入した。この代金を経費として精算できるかが、計画の分岐点になるだろう。
 先に届いたのはケースだった。
 PCパーツ選びの中で、もっとも難しいのはケース選択ではなかろうか?今回もっとも苦慮したし、自分では決めきれず詳しい友人に助言を仰ぐことになった。単なる箱にしか見えないけれど、侮ることなかれ。ケース選びは沼だった。
 一言にPCパーツと言っても、CPUやメモリ、ストレージなどの半導体から電源やCPUファンといった機械まで様々なものがある。それぞれのパーツにそれぞれ独自の性能指標がある。CPUだとコア数と処理速度に加えて消費電力が絡んでくる。意味を理解していないとどれを選ぶべきなのか判断するのは難しい。一方、メモリやストレージは容量さえ見ておけば最低限なんとかなる。GHzやWなど単位はパーツによってまちまちだが、いずれも数字で性能を測れる。
 だが、ケースには指標となる数字が存在しない。共通して書かれているのは、寸法と対応マザーボード規格ぐらい。それなのに世の中には何十種類ものケースが売られている。しかも値段はピンきり。何を頼りに選べば良いのかサッパリわからない。
 今回、決め手になったのは見た目。つまり、ぼくの主観で「部屋に置いてもいいかな」と思えるものを選んだ。他のパーツは性能で選んでいることを考えるとケースだけ感覚的な選択になってしまった。本当にこれで良いのだろうか?
 ちなみに購入したのはNZXT(読み方分からないけど大手メーカー)のH510という白いケース。
 届いたダンボール箱は、ビックリするぐらい大きかった。購入する規格を間違えたのかと焦るほどだった。大きいのは外箱だけでなかった。ダンボール箱の中のケースは、我が家のどのPCよりも大きかった。ケース唯一の指標である寸法すら理解できていなかったようだ。