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布教活動の礎

by 唐草 [2021/12/04]



 最近、缶バッジを作ってない。これもコロナのせいだ。
 業者に缶バッジを発注すると最低でも20個できる。自分のために作るには持て余す量だ。コロナ前までは、同じ趣味の友人に押し付けて在庫をさばいていた。ところがこの2年、そんな機会は一度もなかった。趣味のつながりもすっかり消滅したし、SNSでの交流もなくなっている。
 ぼくが缶バッジを作るのは、無理矢理押し付けて社交辞令のお礼を聞きたいからではない。自分が欲しいから作っているだけ。己の欲求に素直に従うのであれば、在庫の海に溺れることを厭おってはいられない。作りたいときは素直に作るのが一番だ。
 では、どんな図案のバッジを作ろう?大抵の場合、その時一番ハマっているゲームを題材にする。以前はドラクエをネタに色々作ったものだ。
 最近ハマっているゲームと言えば『Fallout』しかない。とは言え、『Fallout』にぼく好みのカワイイ系要素は少ない。マスコットのVaultBoyは好きなテイストだが、公式グッズにありそうなものを自作しても仕方がない。買ったほうがハイクオリティなものを安価に入手できる。自分で作るのは、絶対に公式では作ってくれないようなマニアックな缶バッジが欲しいから。
 デフォルメすれば腐って鼻の落ちたゾンビから牙を剥く猛獣までかわいく作るれる。でも、かわいくすることには興味がない。ぼくが好きなのは盛ってかわいいサンリオ的なかわいさではない。なにかが少し足りないような素朴さが見え隠れするシンプルなかわいさだ。そのシンプルさに隠し味的な不気味さがあればなお良い。と熱く語ってはみたものの、完全に性癖の領域なので言葉にするのが難しい…。
 『Fallout』に登場する様々なロゴから異形のクリチャー、果ては現実にある要素まで色々考えた。その中から選んだのはアメリカ生まれのUMAである「モスマン」だった。『Fallout76』的でもあるし、一般UMA好きとも言える絶妙な選択だな。早速作ろう。
 ゲームだとモスマンは信仰の対象となっている。缶バッジ作成はさながら布教活動だな。