カレンダー

2021/11
 
    
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

想像以上にデカイ

by 唐草 [2021/11/15]



 毎月経費でちょっとずつPCパーツを購入してマイPCを自作しよう計画は、まだ順調に進んでいる。そろそろ勘の良いベテラン事務職員は、ぼくの予算の使い方に職を辞めようと考えている職員ならではの傾向を見出しているかもしれない。仮に勘づかれても、すべてはルール内なので咎められることは何もない。
 今月購入したのは、CPUクーラー。ぼくは昔からヒートシンクが大好き。薄い金属板が連なったラジエターの形状はいかにも機械的でメカ好きの心を掴んで離さない。最近の製品は機械的なラジエターの間を有機的な形状のヒートパイプが通っている。同じ金属なのに一方は直線的なのに対して、もう一方は生物を思わせるカーブを描いている。この形状の対比が面白い。そして何より、触るとひんやりとしている。指先に伝わる冷たさはヒートシンクの性能の証。複雑な形状と分かりやすい性能のギャップがいい。
 変態的なギャップ萌えを告白したことで、ぼくのヒートシンクへのこだわりを理解してもらえただろう。
 最近のPCパーツは発熱量が大きいのでヒートシンクだけでは冷却が間に合わない。ファンを使って強制的に熱を放出する必要がある。ヒートシンクは好きだがファンは好みではない。グルグル回るファンは目の届かない所へ隠したいし、空気を切り裂きながら唸るファンの動作音もできうる限り遠ざけたい。
 こんなぼくの要望を満たすCPUクーラーを探してたどり着いたのが、現在最も静音性能が高いと評判のNoctua製の『NH-D15』だった。茶色いファンがチャームポイントだそうだ。このCPUクーラーの冷却能力は、購入予定のCPUに対して過剰かもしれない。過剰であるということはファンの回転数を抑えられるということであり、静かなファンがより静かに回るということだ。
 他のCPUクーラーよりだいぶ高いが、性能を信じて購入を決意。
 そして届いた製品の箱を見てビックリ。デカイ分かっていたが、その予想の2倍ぐらい箱が大きかった。やはり過剰だっただろうか?