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2回目

by 唐草 [2021/09/18]



 2回目のワクチン接種を終えた。本来ファイザーのワクチンは、1回目接種の2週間後に2回目を打つのが良いとされている。あいにくぼくは、予約システムの不案内と自分の勘違いが重なって適切な2回目の接種時期を逃してしまった。そのせいで、ちょうど1ヶ月空けての2回目接種となった。間が長く空いてしまったことが、何らかの影響につながらないことを願いたい。
 日本では既に2回接種を終えた人の割合が、50%を超えたと報道されている。今日でぼくも終えた側の人間となった。周囲の話を聞いても「少なくとも1回は打った」との声が増えてきているし、「2度終えた」という声も珍しいものではなくなっている。体感的にも50%接種完了の報道に納得できる雰囲気になっているように思える。
 その一方で、ワクチンに強い抵抗を示す人の姿も鮮明になっている。幸運にも周囲の人にワクチンを否定するようなことを言いまくるいわゆる「反ワクチン派」はいないが、「絶対に打たない」と心に決めている人たちはすぐ側にもいる。断固拒否の人々の顔ぶれを考えると、さもありなんという気がする。新しいワクチンだから拒否というよりも、普段の判断を延長した結果の拒否なんだろうなと思える漠然とした共通項みたいなものが見える。
 感覚的に「あの人ワクチン嫌ってそう」と思える人が職場などにいたら、その勘はハズレていないかもしれない。
 接種も2回目となれば慣れたもの。こんなことに慣れても嬉しくないが、久々に寄るファストフード店で不慣れな注文をするよりもスムーズに一連の作業を終えることができた。1回目は混乱のままベルトコンベアに載せられているという感じだったが、2回目は自分の意志で注射に向かって進んでいったという感じだ。
 スムーズに接種を終えたとは言え、それが副反応に影響を与えることは何もない。きっと6時間後(20時)ぐらいから腕が痛くなってきて、明日には37.5℃ぐらいの熱が出るだろう。日曜日が台無しだ。副反応を理由にすれば堂々と休めるんだから、平日に接種予約を入れるべきだったと後悔している。