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狐への回帰

by 唐草 [2021/09/06]



 タブレットのChromeブラウザでネットを見ていると読み込みエラーが結構な割合で発生する。画像がありそうな場所に不自然な空白があったり、読み込み失敗のアイコンが表示されていたりと状況は様々だ。
 エラーのあったページをPCから確認してみると、問題が起きていいるのはTwitterやインスタの引用であったり、imgurにアップされた画像の参照だったりと他サイトからの埋め込みコンテンツが中心のようだ。なんでこんなことが起きているのだろう?
 アドブロックのようなツールやセキュリティ対策ソフトを導入しているなら外部参照を遮断するのも理解できるかもしれない。あいにくぼくのタブレットにそれらのソフトは導入されておらず、完全にノーマルなChromeブラウザを使っている。不思議なことに100%起こる問題ではなく、再読込するとうまくいく場合もあるし、サイトによって問題ないこともある。
 発生条件があやふやで再現性に乏しい。でも、無視できない程度に頻発している。
 タブレット側の問題を疑ってキャッシュ削除をしたり、プライベートモードでアクセスしたりとあれこれ試したが、決定打となる解決策は見つからなかった。こうなるとChromeブラウザそのものに原因があるように思えてきたので、思い切ってブラウザをFirefoxに代えてみた。
 すると問題はほぼ解決した。時間がかかることも多いが、ほぼすべての埋め込みコンテンツを問題なく表示できる。「謎の空白に何が表示されているんだろう」とモザイクの向こうを想像するようなことにはならずに済んでいる。
 Chromeブラウザは、読み込み中止までの時間が短く設定されているのだろうか?こういう単純な初期値の違いが原因のように思えてならない。
 表示が正常化したこと以外にもう一つメリットがあった。バッテリーの持ちが明らかに良くなった。メモリ喰らいと言われるChromeはCPUも無駄に使っていたのかもしれない。
 タブレットだけだが、十年ぶりぐらいにFirefoxをメインに据えようかと思案中。