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魂を売ったのか?

by 唐草 [2021/08/31]



 Microsoft Officeの中核を成すWord、Excel、PowerPointの3兄弟は、ビジネス界に限らず世界のデファクトスタンダードを恣にしている。その圧倒的なシェアは、Windowsの導入率より高いかもしれない。ぼくの仕事用macにもインストールされている。
 MS Officeがこれほどまで他を寄せ付けないシェアを獲得した理由はなんだろう?対抗馬となるソフトだってたくさんあった。価格も強気だったし、サポートが特に優れているわけでもない。買ったPCに初めからインストールされているというOSベンダーならではのアドバンテージを最大に活かしただけの勝利なのではないか?だとすれば健全な切磋琢磨の結果とは言えない。
 今では無料の互換ソフトだってたくさんあるし、以前と違ってファイル仕様も公開されている。MS Officeにしがみついていなければならない理由なんてどこにも無い。でも、離れられないでいる。まるで依存性の高い薬のようだ。
 オープンソース文化を信奉するぼくとしては、無条件にMS Office軍門に与するのは不本意である。LibreOfficeを草波の影から応援している(募金はしていない)。ただ、ぼくが孤軍奮闘しても周囲からはMS Office形式のファイル提出を求められてしまう。それは、ぼくが自分の手を動かして作る資料に限った話ではない。
 サーバからダウンロードするデータも、MS Office形式にしてほしいいと依頼される。ぼくが心の内で「男なら飾り気のないCSVで我慢しろよ!」と差別的なことを思っていようが、クライアント依頼は無視できないのが実情だ。
 世の中には、様々な言語向けのMS Office互換ライブラリが用意されている。コードに組み込めば、簡単にワードを開いて文章を抜き出したり、処理結果をエクセルに書き出したりできる。ぼくも多用している。その多くがオープンソースなので無償で利用できる。これらのオープンソースプロジェクトは、Microsoftを打倒するために運営をしているのだろうか?それとも魂をMicrosoftに売り渡した結果なのだろうか?