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青い鳥のオススメ

by 唐草 [2021/06/06]



 昨日も書いたとおり今のネット広告は、AIによるビッグデータ分析に基づき個人ごとに最適化されている。これはGoogleアドセンスのようなWeb広告に限ったことでないのは、多くの方が日々実感していることだろう。Amazonのオススメ商品からYouTubeのオススメ動画に至るまでありとあらゆるオススメが、AIによって決定されている。その精度は、なかなかのものだ。ついついオススメをクリックしてしまうこともある。
 人間の好みは十人十色なのでTVCMのような画一的な広告ですべての人間にアピールすることは難しい。でも、広告と消費者の間をAIが橋渡しすることで状況は激変した。まるで頭の中を覗かれているかのように自分に合った広告が表示されるようになった。
 これは広告に限ったことではない。SNSでも同様の技術が利用されていて、オススメのアカウントを表示してくれる。Twitterでもオススメのアカウントやトピックが常に表示されている。
 Twitterのオススメの仕組みは、おそらくフォロー/フォロワーの傾向や発言内容からユーザを診断して、ビックデータと照らし合わせているのだろう。口で言うのは簡単だが、きっと複雑怪奇なアルゴリズムがオススメを作り出しているのだろう。
 ぼくは複数のアカウントを使っているが、どれももっぱら情報収集を主な目的としている。ほとんどつぶやかないし、企業のアカウントをいくつかフォローしているだけ。なぜか、その内の1つだけにやたらとオススメが届く。ただ残念なことにぼくのつぶやきが少ないせいか、ピント外れのオススメばかり届く。いくら高性能なAIが仕事をしていても、分析する情報がなければ精度が落ちてしまうのは仕方がない。
 それにしても、なぜ日本語を設定していて日本語アカウントしかフォローしていないぼくにタイ語でつぶやくアカウントをオススメしてくるのだろう。さっぱりわけが分からない。何をつぶやいているのかすら分からない。なんでタイ語なんだ?一時期「パクチー、パクチー」と連呼していたからなのか?