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ケーブル備蓄計画

by 唐草 [2021/06/01]



 またしてもUSBケーブルがダメになった。どうやら端子の根本が断線したようだ。Appleのライトニングケーブルの弱さを指摘する声が大きいが、だからと言って他のケーブルが特段強いという訳ではない。無骨なUSBケーブルだって毎日使っていれば壊れてしまう。
 スマホが普及して以来、USBケーブルは通信よりも充電の場面で活躍する機会が増えた。ぼくの部屋の床には5本のUSBケーブルが這い回っているが、いずれもが充電や給電のためのもの。その顔ぶれを見てみると5本中4本がType-Cになっていた。いつの間にか規格の世代交代が進んでいるようだ。今回壊れたのは、Type-Cの前にデファクトスタンダードだったマイクロUSB規格のケーブル。裏表を区別する必要のあった最後の世代とも言える。
 一世を風靡した規格なので、スマホからゲーム機器まで様々なところに使われていた。だから、家を漁ったら使っていなかったものが見つかった。おかげで今回は出費なく問題を解消できた。
 とは言え、今回見つけたマイクロUSBケーブルは最後の1本だった。たくさんあったはずのケーブルは、どれもが断線して役目を終えていた。これも新品ではないので1年ぐらいでダメになるかもしれない。
 1年後、ぼくはまだマイクロUSBケーブルを必要としているだろうか?PS4コントローラーの充電に使っているので、PS5を入手できていなければまだ使っていそう。それでは、1年後にマイクロUSBケーブルを手軽に買うことはできるだろうか?ぼくの部屋がそうであるように世間でも規格の世代交代が進んでいる。1年後にはType-Cの次の規格が台頭しているかもしれない。そんな状況で2世代前のケーブルを買うのは難しそう。
 今でも90年代まで活躍していたパラレルケーブルを買うことはできるが、どこでも買えるわけではないし、相応の出費が求められる。マイクロUSBも同じ道を辿るのではないだろうかと心配になる。
 腐るものではないので、今のうちにケーブルを買い貯めしておくのが賢いのかもしれない。