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エクサ

by 唐草 [2020/01/23]



 GMailを筆頭にGoogleは、さまざまなサービスを基本無償で提供してくれている。ぼくは無償の範囲で十分に賄うことができている。容量の不足を感じたことなど一度もない。
 とは言え、使い方は千差万別。ぼくの十分では全然足りない人だっているだろう。そういう人がGoogleにお金を落としてくれるおかげで、ぼくは無償の恩恵にあずかれている。
 裏を返せば、お金さえ惜しまなければ個人でも企業並みのサービスを享受できるというわけだ。きっと世の中には、ハードディスク数十枚分の容量である数百TBものストレージを借りている人もに違いない。今の感覚だとほぼ無限に感じられる数百TBの容量。それでも数年後には陳腐化してしまうのだろうか?
 ぼくがPCに触れだしたのはWindows 95の時代。ハードディスクは十分に普及していた時代だが、容量の単位は今とは違った。200MBのハードディスクが大容量に感じられる時代だった。今ではタイプミスを疑われる容量である。
 この頃「メガ」という単位(正確には接頭語)は、コンピューター以外の世界でも大きな値を示す代名詞だった。ゲームなんかの大技を見ても「メガトンパンチ」とか「メガフレア」とかが最上位を占めていた。
 それも昔の話である。今、一番耳にする機会の多い単位は「ギガ」だろう。PCのスペック表を見れば、CPUの速度はGHzだし、メモリ容量もGBといった具合に「ギガ」の文字がズラッと並んでいる。ゲームでも「ギガスラッシュ」とか「ギガフレア」で目にすることも多い。特にスマホの通信容量で用いられるようになってから一気に市民権を得た。
 しかし、2020年の今、「ギガ」の持っていた大きな単位というイメージは失われつつある。その座は「ギガ」のひとつ上の「テラ」に移ろうとしている。そして数年後には、これまでの歴史がそうであったように「テラ」も陳腐化するのだろう。
 今のぼくは、すでに「テラ」の先を見つめている。さらに1000倍大きな「ペタ」?いや、もっと先だ。ぼくが踏み入れたのは、「テラ」の百万倍の「エクサ」の世界である。
 今日、Googleのアカデミックサービスで提供される容量無限のGoogle Driveに接続した。そこに表示されていた容量は、脅威の9.2EB。個人じゃ、いくら課金しても絶対にたどり着けない事実上の無限大の世界である。