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最後の敵

by 唐草 [2021/02/17]



 やっとゲーム『Cyaberpunk 2077』をクリアできた。ほぼすべての寄り道を制覇してからのクリアなので、総プレー時間は約128時間となった。けっこう遊んだものだ。突然のクラッシュに何度も泣かされているので、実際のプレー時間はこれより多いはず。
 でも、10時間とかの差がついているわけではない。フリーズしやすいことを念頭に遊んでいるので、エリア移動や会話のたびにセーブをしまくったし、ボス戦後とかには自動セーブが入る。だから、フリーズしても5分程度の巻き戻しで済むことがほとんど。
 「システムがダメならプレーで工夫せよ」。これは同じくフリーズしやすいFalloutシリーズで得た教訓。あまり活かしたくはなかったが、悲しいかな最大級にぼくを支えてくれることとなった。
 PV詐欺と言われたグラフィックのショボさに加えて、進行不能バクと突然のフリーズの凶悪コンボせいで『Cyaberpunk 2077』の評価は地に落ちた。そこは擁護のしようもない。また、開発に時間をかけ過ぎたせいでゲームの新規性もなかった。ほとんどのことをUBIのWatchdogシリーズで体験済みだった。
 ただ、なんだかんだで120時間以上遊んだし、バッドエンドも含め5つか6つあるらしいエンディングのうち3つを見た。世界観とシナリオは抜群に良かったと思う。1980年代から1990年代ぐらいに想像していた映画『ブレードランナー』の世界のような100年後の未来をキッチリ形にできていた。サイバーパンクの世界観は、ある種のレトロフューチャーなのかもしれない。
 クリアしたが、ぼくはまだ『Cyaberpunk 2077』で遊んでいる。トロフィーコンプリートを目指しているからだ。
 残すトロフィーはあと3つ。
 1つ目はシナリオ分岐のトロフィー。古いセーブから再開すれば取得できそうだ。
 2つ目はキャラビルドのトロフィー。これは2周目を開始しないと取得は無理。
 そして最後の1つはサイドクエスト制覇のトロフィー。進行不能バグが発生してどうやってもクリアできなくなってしまったので、2周目に賭けるしかない。
 バグが最後の障壁となったというのが、なんとも『Cyaberpunk 2077』らしい。