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下手なプレー動画

by 唐草 [2021/02/28]



 先日、ネット広告がエロマンガばかりで辟易していると書いた。その後、オプトアウト設定を行ったが状況はあまり改善していない。作品の傾向が変わったぐらいだ。R18サイトではないとは言え、エロマンガ広告を許容しているようなサイトを利用している自分の行動を改めない限りエロマンガ広告からは逃れられない。
 マンガ以外の広告は、スマホゲームがほとんど。なんであんなに多くの広告を出稿できるのか不思議で仕方がない『ビビッド・アーミー』の広告を見ない日はない。このゲームは、テレビCMで言うところのタケモトピアノ的な存在なのだろうか?
 あと落ちものパズルゲームの「キャンディーなんとか」の広告もよく見る。これはアプリ内で動画広告を見せられているせいか、もう胸焼け気味でミューとしていても音が聞こえてくるような気がする。他にもピンを抜くゲームの広告は何度も見ているが、実際にピンを抜いた経験は一度もない。
 ゲームの動画広告を見ていると気になることがある。
 キャンディーなんとかでも、ピン抜きでも、自分から地雷を踏みにいっているぐらいに下手くそプレーな動画がある。ぼくは見るたびに下手くそなプレーにイライラして、ゲームへの好感度が下がっていく。元々ゼロだった好感度は今やマイナス。もはやヘイトを貯めるための動画のように目に映っている。ライバル会社が悪意をもって流していると言われたら素直に信じてしまうだろう。
 でも、実際にはそんなことはない。下手な動画はマーケティング調査で有効だと判断された広告手法なのだろう。
 ということは、多くの人は下手なプレーを見るとゲームで遊びたくなるということなのだろうか?「ちょっとお前運転下手だからハンドル代われ」的な精神でゲームをダウンロードしてくれるのだろうか?
 そう言えば、Youtuberのゲーム配信動画はあまり売上につながらないという調査を読んだことがある。分析はなかったので理由は知らないが、良いプレイを見るとそれで満足してしまうのかもしれない。確かにサッカーのスーパープレー特集を見ても実際にサッカーをしたいとは思わない。もしそうだとすれば、スーパープレーを見せるより下手クソプレーを見せたほうがダウンロードに繋がりそうな気もしないでもない。
 まぁ、ぼくは落とさないけど。