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念願のラズパイをゲット

by 唐草 [2019/11/29]



 昨日、ついにRaspberry Pi 4が届いた。大混雑の予約合戦を制した堂々たる戦果である。やっとこの日を迎えることができた。
 公式代理店の通販ページをチェックするのが日課となって3ヶ月ぐらい経過している。本当に長い我慢の日々がついに終わったのだ。昨日は、仕事でクタクタだったので最低限のチェックだけで終わってしまった。夜が明け、ようやく今日から待ちに待ったシングルボードコンピュータ生活のスタートである。
 ぼくの目標は、何度も公言している通りラズパイ+SSDで完全静音サーバを構築することだ。今日に至るまでの長い長い期間の間、ぼくはただボーッと発売を待っていたわけではない。Debian系のLinuxの使い方を基本から学び、ラズパイでハードディスクを活用する方法を調べ上げていた。準備は、完璧なのだ。
 名刺箱サイズの小さな紙箱から小さな基盤を取り出す瞬間まで、サーバを構築することしか考えていなかった。
 でも、箱の中から名刺サイズの小さな基盤をつまみ上げたら、一瞬でその小ささに魅了されてしまった。この小さな基盤で何ができるのだろう?どこまで日常使いできるのだろう?ハードウェアへの興味が次から次へと湧き上がってきた。だから、まずはデスクトップPCとして使ってみることにした。それはただ単に小さな機械を手元に置いて使いたいだけだったのかもしれない。
 最初に驚いたのは小さすぎるが故の苦労だ。ケーブルの重さに引っ張られて本体が動いてしまうという初めての体験をした。うかつにマウスを動かせないし、電源のUSBケーブルを重い何かに引っ掛けておかないと本体がコンセントのある床へと連れ去られてしまう。スマホより軽いのだから考えれば当然のことだが、この事実を目の当たりにしてようやく小ささを理解できた気がする。
 性能に関しても驚かされた。ぼくの想像よりずっと速かった。先日職場から譲り受けたノートPCより速いかもしれない。ソフトに関してもGoogle Chromeのオープンソース版のChromiumブラウザがスイスイ動くので、普段と何ら変わらずにネットを利用することができる。もちろん日本語の利用も問題ない。
 Wi-FiもBluetoothも使える。もう、これで十分な気がする。家庭用のPCに何万円も出す時代は終わったと確信できる確かな性能が小さなカードの中に秘められているのを理解するのに時間は必要なかった。