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ヤツの出番が帰ってきた

by 唐草 [2020/10/19]



 寒い!今年もついに布団から抜け出せない季節がやってきた。まだ体が寒さに慣れていないから気温の数字よりずっと寒く感じる。ということは裏を返せば、まだまだ耐えられる気温ということかもしれない。
 しかし、エコと称して寒さをやせ我慢することにどれだけの価値があるだろう?無理をしすぎて風邪でも引いてしまったら元も子もない。まだまだコロナが怖いこのご時世。喉が痛くなったり、熱が出たりしたら、不安で滅入ってしまう。だからこの冬は、過剰なまでに健康第一で過ごすべきだろう。体を健康に保って、心の健康を維持する。そんな冬が始まろうろしている。
 と言う訳で、9月半ば以降すっかり出番がなくなっていたアレを稼働させた。
 扇風機だ。
 ぼくの仕事部屋件寝室は、オールシーズン扇風機が稼働している。もちろん扇風機は暖房器具ではないし、シルエットが扇風機によく似たハロゲンヒーターを使っているわけでもない。ブンブンとモーターがうなりを上げているのは、涼しい色のプラスチック製の羽がついているありふれた扇風機。
 ぼくは冬になると扇風機をサーキュレーターとして使っている。エアコンから吹き出す暖かい空気を物だらけの部屋の隅々まで送るために扇風機が欠かせない。
 夏も同じようなことを言っている。ぼくはいつだってエアフローのことしか考えていない。そんなぼくなのだが、自室の真ん中に本棚が置かれていて空気の流れが最悪の部屋で暮らしている。生活しやすい家具配置を自然発生的に作っていくぼくは、エアフローは悪くても家具配置を変えるきはサラサラ無い。たとえ、友人にインテイリアをボロクソになじられてもだ。だって、この配置が仕事効率最高だからだ。
 扇風機が部屋の空気をかき混ぜているのは、揺れる電灯の紐を見なくても分かる。赤く火照ったぼくの顔が、熱循環の何よりの証拠。
 部屋は腕まくりしたくなるぐらいに暖かいのだが、エアコンなのでいくら熱ムラが大きい。扇風機でかき混ぜても肩より上ばかり暖かくなっている。足先は未だに冷たいのに顔だけのぼせたみたい。これがあるからエアコンの暖房って好きになれないんだよなぁ。