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100%楽しみたい

by 唐草 [2020/08/15]



 ゲーム『Falloutシリーズ』好きを公言しているぼくだが、ファン歴は短い。5年前に発売された『Fallout 4』にドハマリしたにわかファンでしかない。外伝を含めて8本あるシリーズのうちクリアしたのは『Fallout 4』だけ。今遊んでいる『Fallout 76』はオンラインゲームなのでクリアという概念が存在していない。
 これをドラクエに例えると最新のドラクエXIとオンラインのドラクエXしか遊んだことがないにファンを自称しているようなものだ。ドラクエ大好きなぼくからすれば、そんなやつは言語道断である。最新ものものにちょろっと触っただけでファンを名乗らないでほしいと思ってしまう。こういうクソ面倒なファンが居るからドラクエはおっさんのゲームとか言われてしまうのだろう。
 『Falloutシリーズ』は、外伝を含めてすべて同じ時系列の物語として描かれている。2076年に米中間で勃発した核戦争後の世界だ。だから世界観は一貫しているし、複数の作品に登場する人物もいる。
 でも、ぼくのようなにわかファンには何が前作からの引き継ぎで、何が新しい要素なのかがサッパリわからない。映画『STARWARS』をいきなりエピソード7から見ているようなものである。知らなくても楽しめているが、知っていたらもっと楽しめるんだろうという歯がゆさを常に感じている。
 だから今さら10年前の『Fallout 3』で遊んで『Falloutシリーズ』の歴史を学んでいる。それでも分からないことだらけなので、大辞典を名乗るサイトを確認しては貴重な脳細胞を浪費してゲームの知識を増やしている。その結果、なぜか本当のアメリカ史の知識を得ることになったのは怪我の功名と言える。
 当初の目的とは異なることも知ってしまった。物語が複雑に進行する『Fallout 4』は、本筋とは無関係の細かい分岐が山程あるという事実だ。マルチエンドをすべて見たので完璧かと思っていたが、それでも半分程度しかドラマを見ていないようだった。
 細部まで作り込んであるから面白いゲームなのだが、多くの人がまったく見ることなく終えてしまう要素も多そうだ。ケチな考え方をすれば価格の半分しか楽しめていないとも言える。なんだかクリエーターにとってもプレーヤーにとっても、もったいないなぁ。