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ぷるぷるしてる

by 唐草 [2020/06/24]



 先日、10年ぐらい使っている愛用のトラックボールを分解掃除をした顛末を書いた。スクロールホイールのセンサーにこびりついたゴミを取るのが目的だたのだが、ついでに掃除をしたら別のところの調子が悪くなってしまった。
 長年の使用でボールを支えるベアリング周辺が摩耗していたのだが、手垢を主成分にしているであろう謎の保護層が摩耗部分を埋めていた。清掃の結果、汚いこと間違いないしの保護層が綺麗サッパリなくなった。衛生的に見ればベストな状態に近づいた。
 だが、汚い保護層がなくなったことでベアリングの位置が0.5mmに満たないぐらいズレてしまった。その結果、大きなボールを一生懸命回しても思うように画面上のカーソルが動かなくなってしまった。スクロールホイールの些細な問題を直すついでに清掃をしてしまったばっかりに、いちばん重要な機能に悪い影響がでてしまったのである。
 蛇足としか言いようのない結果にしばらく意気消沈だった。
 だが、このままではPCを操作できない。ぼくの体は、今更マウスに回帰することなどできないほどにトラックボールに順応してしまっている。どうにかしてトラックボールを直したかった。
 動きの悪いトラックボールを我慢して使い続ければ、再び汚い保護層が復活するだろうが、それは時間がかかりすぎる。もっと手早く直す必要がある。愛用の道具を自分で壊してしまことで悲嘆に暮れている場合ではない。摩耗している部分にありとあらゆる物を塗ってみる試行錯誤の日々が続いた。
 ネジを回してトラックボールを開けては、何か薄いものを挟むという奇行を繰り返していった。最終的にたどり着いたのがマスキングテープ。厚さも、表面のツルツル具合も悪くなかった。
 ギリギリ実用に耐えるぐらい復旧したのだが、完全復帰からはまだ遠い。
 カーソルを動かしていると矢印が突然大きくなることが頻発している。これは、カーソルを素早く左右に振ると矢印が大きくなって位置を知らせてくれるというmacOSの補助機能の誤作動だ。一方向に動かしているだけで機能が作動してしまう。
 ベアリングの位置が微妙にズレたせいで、入力が超高速で左右にぶれているようだ。こんな素早い動き、人間の手では絶対にできない。