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イヤな月例行事

by 唐草 [2020/04/28]



 自主的に先月中旬からリモートワークへと移行してバリバリと仕事をこなしているぼくだが、3/19に不本意な出勤をしている。原因は、リモート接続先のMacがフリーズしてしまったからだ。いくらネットが発展して高速大容量通信が24時間可能になろうとも接続先のコンピュータが動かなくなってしまってはお手上げである。電源ボタンを長押しするというとても原始的な作業を行うためだけの出社をした。
 3/19は、まだ非常事態宣言が出されていなかった。だから、いつもどおりに出社して電源ボタンを力いっぱい押して再起動を確認した後、ちょっとコーヒーを飲んで帰ってきた。マスクを身に着けていたとは言え、緊張感も行動制限もなにもなかった。
 それから1ヶ月以上が経過した。リモートワークの生活リズムも板についてきた。ぼくの仕事は誰かと肩を並べて進めるような仕事ではないので、ぼく本来の夜型の生活様式に合わせて効率よく仕事もこなせるようになっていた。まだまだこの生活リズムは続くのだろうし、ぼくとしてはコロナが収まってからもこのスタイルで仕事を続けていきたいと願っている。コロナが収まったら仕事辞めようかとさえ考え始めている。
 だが、現実は甘くはなかった。ぼくの蜜月とも言える快適なリモート生活は、今日なんの前触れもなく終わりを迎えた。
 またしても職場のMacがフリーズしてしまったのだ。
 こればかりは打つ手なしである。再び電源ボタンを長押しするためだけに出勤しなくてはならなくなったのである。
 だが、1ヶ月前とはまるで状況が変わっていた。職場は原則閉鎖されているので、出勤するためには分単位でスケジュールを記載した申請書を出す必要があった。これではちょっとコーヒーブレイクをする余裕すらない。今の社会の緊張が薄っぺらい申請用紙からも感じられる(エクセルだけど)。
 それにしても約1ヶ月でフリーズするMacって、かなりひどい。リモート接続による酷使が不調の原因なのだろうか?なんだかフリーズが厄介な月例行事として定着しそうな雰囲気がある。5月も引き続き非常事態宣言が出されていることだろうから、今度はフリーズする前に再起動のための出勤を申請しようかな?