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セールの真実は?

by 唐草 [2020/02/24]



 PS4を購入して以来、ゲームをダウンロード購入するようになった。この変化によって、ゲームディスクの入れ替えが不要になったので並行して複数のゲームで遊ぶことが多くなった。しかし、単に遊び方に変化をもたらしただけではなかった。ゲームの買い方にも大きな変化をもたらした。
 パッケージ版を買っていた頃のぼくは、買うなら発売日に定価で購入していた。とは言え、定価購入はお財布に優しくはない。だから、購入の可否を徹底的に吟味していた。
 DL版を買うようになってからは、吟味の時間が大幅に減った。ちょっとでも迷ったら、セールのときに買おうと考えるように変化した。今遊んでいるゲームのほとんどが、期間限定セールを活用して3〜5割引ぐらいで購入したものだ。
 DL版のセールを予想するのは難しい。古いものだけがセールの対象となるわけでもない。数ヶ月前の話題作がセールの目玉として並ぶこともある。新作発売記念とかで、数年前に発売された前作が100円になるような過激なセールもある。その一方で、いくら首を長くしても一向にセールにならないゲームもある。
 先日のセールでは、まだ新作と呼んで差し支えない『デスストランディング』が、3割引きか4割引きになっていた。セール対象商品になる基準っていったい何なのだろう?セールになる理由は2つ考えられる。
 1つ目は、既に開発費や広告費を回収するほど十分に売れたので、この先は売上のすべてが利益になるの。だから薄利多売でも構わないと考えているという説。これはベストヒット版的な販売方法である。
 2つ目は、前述の仮説とは逆で期待していたほど売れていなかったので早急に販売数を伸ばすためのセールである。いわゆる爆死状態で動かない状況を緩和することを目的としている。DL版なので在庫はないが、イメージ的には在庫一掃セールのようなものだ。
 新作のセールは、どちらの理由で実施されているのだろう?ぼくは、なんとなく2つ目の理由が正解ではないかと睨んでいる。真偽は中の人にしか分からないが、数カ月でセールがやってくる可能性が高いのは事実。迷ったらセールが来るまで買わないというのが、これからの買い方のスタンダードになりそうである。