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次の商材は?

by 唐草 [2020/02/23]



 いまだにマスクの品薄状態は解消されていない。先々週ぐらいにネットでは「医療関係者から聞いた話だけど、あと2週間もすれば増産の効果が現れ品薄は解消する」という真偽不詳の情報が出回っていた。マスク難民にとっては期待を寄せたくなる情報だったが、今となっては何の根拠もない希望的観測が独り歩きしていただけだったのが明らかとなった。
 結局のところ、相変わらずマスクの高額転売が幅を利かせ続けている。
 ぼくも、薬局を覗いても品切れという状況に何度も見舞われた。それでも諦めずに店舗を巡って、どうにか約90枚のマスクを確保することに成功した。ひとまず安心である。
 マスクの品薄状態と高額転売は、新型コロナウィルスが猛威を振るい続けている間ずっと続くのだろう。今回の感染は、インフルエンザと違って終わりが予想できない。だから何枚の備蓄があれば十分なのかが予想できず、人々を買いだめに走らせてしまうのだろう。
 マスクで感染予防に徹しているが、それでもウィルスの方が手強いようだ。残念ながら感染は拡大の一途を辿っている。努力も虚しく着実にパンデミックへと進んでいるように見える。
 マスクが飛ぶように売れているのは、今がまだ予防のフェーズだからだ。感染フェーズが進み、日本での被害が武漢並となるピークに達した時、罹患した人々は何を求めるのだろうか?きっとまだ注目されていない何かがマスク並みに売れて品薄になるに違いない。来たるべき次の状況を想定して一足先に準備を進めておいて損はないだろう。
 パンデミックになったら病床は重症患者で埋まり、多くの人が自宅療養という状況に陥るだろう。症状が重くとも自分の面倒は自分で見ないといけないつらい状況である。この惨状を考えると解熱剤などの薬の需要が爆発しそうだ。また、自宅療養するのであれば熱が出ていてもどうにか食べられる病人食が欠かせない。レトルトのお粥や食べやすい栄養ゼリー、スポーツドリンクなどの人気も高まるだろう。
 という訳で、薬と保存食を買い込もうと考えている。さて、ぼくの備蓄食糧は自分のための保険となるだろうか?それとも次の転売商材となるのだろうか?