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音楽ライブラリの崩壊

by 唐草 [2020/02/15]



 新スマホへの移行作業も残すところ1つとなった。音楽ライブラリの移行である。
 ぼくの音楽ライブラリは、800曲程度で4GBぐらい。楽曲のほぼ全てをCDから取り込んている。古いものは未だにmp3形式だが、イヤホンで聞く分には何ら影響はない。
 さて、どこから音楽データを移行させようか?
 厄介なことに、ぼくの手元には複数の音楽ライブラリがある。まずは、今まで使っていたタブレットの中。これには、ぼくが持っているすべての楽曲が入っている。このライブラリを新スマホに再構築できれば作業は完了だ。
 もう1つのライブラリは、サーバの"MUSIC"フォルダ内にある。さらにもう1つのライブラリが、"backup"フォルダの中に存在している。合計3つのライブラリが存在している。
 この3つを見比べると、間違い探しのような小さな差異が所々にある。この差異は、無計画に音楽をリッピングしたツケとも言える。
 "MUSIC"フォルダの中身は、アーティスト名フォルダの中にアルバム名フォルダが入っている。人間にはわかり易い構造だ。でも、長らく更新をしていなかったので新しいアルバムが入っていない。
 一方、"backup"フォルダの中のライブラリには、iTunesライブラリのコピーが保存されている。だから、同じアルバムでもアーティストが異なると別々の場所に保管されている。コンピューターには都合が良いのかもしれないが、人間には分かりにくい。ただ、これには最新のデータが入っている。
 タブレットの中身は"MUSIC"フォルダをベースにしているが、新しいアルバムはiTunes形式で追加している。両者が無秩序に混じったキメラ状態なのだ。
 3つのライブラリのいずれを新スマホに転送しても厄介なことが起きる。"MUSIC"フォルダだと分かりやすいが、楽曲が足りない。"backup"フォルダは良さそうだが、iTunes以外の音楽ソフトだと表示がおかしくなることがある。タブレットの中身だとグチャグチャが継続される。
 どれを選ぶべきだろうか?
 半日悩んで結論を出した。
 "MUSIC"フォルダを最新にしよう。20年来の無秩序データに手を入れるときがついにやってきたのだ。