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避難生活体験会

by 唐草 [2019/07/14]



 昨日、都内の某公園で避難生活体験会が開催されているというニュースをやっていた。なんでも、この3連休を公園に張ったテントで過ごすというイベントだそうだ。ニュース映像では仮設トイレの組み立ての体験なども紹介していたが、説明がなければのどかなキャンプ風景にしか見えない。思わず「それってただの週末家族キャンプじゃないのか?」とツッコミを入れてしまった。ベタなツッコミを入れてしまったのは、ぼくだけではないだろう。きっとニュース番組を見ていた多くの人が、ぼくと同じ気持ちを抱いたに違いない。
 そのイベントが開催されている公園には、何度か足を運んだことがある。今日は偶然にもその公園の近くに用事があったので、避難生活体験がどんな感じなのかを見てみようと暇なことを思いついてしまった。ただの野次馬だ。
 今日の天気も7月らしからぬ涼しい雨である。これではバーベキューも花火もできない。猛暑日よりましかもしれないが、キャンプには不向きな天気だ。きっと避難生活体験会は悲壮感溢れるものになっていることだろう。そんな意地悪なことを確認するために会場付近まで足を運んだぼくも物好きである。
 会場の整備された原っぱには、運動会やお祭の会場でよく見かける白いテントが10張ぐらい並んでいた。つむじ風のスクープ映像でよく飛ばされている支柱式のテントである。ただ、見慣れている物より大きなサイズにも見えた。白いテントの中を見てみると半数には、キャンプで使う四角錐のテントが何個か入っていた。テント・イン・テントというよく分からない状態である。これならテントから出ても雨に濡れないが、避難生活体験としては生ぬるい環境なのではないだろうか?残りの白いテントは、簡易的な壁が付いていた。調理エリアかなにかのようだった。
 肝心な会場の雰囲気だが、雨にも負けず小学生1,2年生ぐらいの子供たちが元気よく遊んでいた。そして、それを見守る大人たち。ぼくの想像していた悲壮感なんてまるでなかった。どこからどう見ても、平和なキャンプ場でしかない。これで避難体験と言えるのだろうか?
 避難体験を謳うのなら、もっとアクシデントが起こるような体験会にした方がいいと思う?例えば、急に水が使えなくなるとか、食料が足りなくなるとか、電気が全滅するとかのライフライン関連の突発的な問題が起こるのはどうだろう?危機を乗り越える工夫とストレスを体験することができる。これは間違いなく貴重な経験になるはずだ。