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腰を狙い撃ち

by 唐草 [2019/06/15]



 昨日書いたとおりぼくは、『Fallout 76』のバトルロイヤルモードにハマっている。とは言え、今流行りのシューター系バトルロイヤルゲームとして『Fallout 76』が優秀であるかは、よく分からない。ぼくがシューター系バトルロイヤルゲームの経験がないから新鮮に感じているだけかもしれないし、経験者が『PUBG』などと比較しても面白いのかもしれない。世間の評価はサッパリ分からないが、ぼくにとって面白いという事実になんら変わりはない。
 でも、もう遊ぶのを止めようかと思っている。これが公開わずか5日目のぼくの判断である。
 対人戦を楽しむゲームとして『Fallout 76』を買ったわけではないので、無理やり戦場に引きずり出されて面食らっている部分もある。まだ優勝経験がないし、遊べば遊ぶほどぼくの技量では勝てる気がしなくなっているのも事実だ。バトルロイヤルモードと通常モードで求められるキャラクター育成方針がぜんぜん違うので、ぼくの鉄の胃袋キャラが活躍できていないという悲しい展開も待っていた。52人のマッチングを待つのに少し時間がかかるので、一瞬で負けると待ち時間のほうが長くなることもある。でも、そういうマイナス要素を差し引いても、負ける度にもう一戦遊びたいと思えるほどおもしろいゲームモードだ。
 それなのに、なぜコントローラーを置こうとしているのか。
 原因は、ぼくの腰にある。
 最長で20分の試合の間、ぼくは息をするのも忘れるほどに集中している。たぶん瞬きの回数も激減しているだろう。視線は常に画面に釘付けで、コントローラーをガッチリと握りしめ続けて臨戦態勢(笑)をキープし続けている。きっとゲーム中のぼくは、見習い彫刻家が彫った不格好な彫刻のように微動だにしていないはずだ。
 その結果、何が起きるのか?
 ゲームが終わって体の緊張が解けた瞬間、腰に危険信号が走るのだ。過度の緊張体勢が、ぎっくり腰という大きな爆弾を抱えた腰に毎秒毎秒ダメージを蓄積しているのだ。普段はモゾモゾと落ち着きのない子供のように動きて腰の緊張を解している。でも、極限まで集中してしまうと自分がダメージを受けていることすら忘れて体が固まってしまう。
 1ゲームが終了してコントローラーを手放すと同時に腰に走る電流のような違和感を受けて、思わず「うっ」と汚い声を上げてしまうことが続いている。今はまだビリっとくるだけだ。でも、何度も繰り返していたらやらかしてしまうこともあるかもしれない。ぎっくり腰の理由なんていつも笑えないような些細なことばかりだが、ゲームが理由だなんてあまりにも情けなさすぎる。と言うわけで、バトルロイヤルにはこれ以上手を出すべきではないと判断した次第だ。