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あつまれアトムの森

by 唐草 [2019/06/13]



 E3でようやく発表された「どうぶつの森」の新作情報。グラフィックの大幅な向上はもちろんのこと、スマホ版の要素を取り入れたりして大幅に進化しているように見えた。完成度が高かったとは言え、長らく硬直化していたシリーズに新たな息吹が吹き込まれた感じがする。その進歩が従来のファンに喜んでもらえるかは未知数だが、さらなる高みを目指すための意欲的なアプローチであることは間違いないだろう。
 PVを見たぼくは、上記のような感想を抱いた。だが、それだけではない。新しいゲームのPVを見ているとは思えない強い既視感を感じたのである。他のゲームに似ているとかそういうレベルではない。このゲームで遊んだことがあるのではないかと錯覚してしまうほどの既視感である。
 PVでは、テントを設置して、フィールドに生える木々から素材を集め、作業台で斧を作るという一連の流れを紹介していた。これは、ぼくが毎日ゲームの中でやっている作業とほぼ同じではないか。そう、『Fallout 76』と完全に同じなのである。『Fallout 76』でも、キャンプを設置して、フィールドから木材や金属を集めて、作業台で斧(武器)やハンマー(武器)、そして様々な農具(武器)を作って生活をしている。完全に同じである。
 新しいどうぶつの森は無人島を活気あふれる島へと開拓するのが目的だそうだ。『Fallout 76』は、戦争で荒廃したアメリカを再建するゲームだ。どちらのゲームも人のいない場所を開発していくという同じ目的を有している。
 どうぶつの森のNPCは、すべて動物である。現れる人間はマルチプレーの他プレーヤーだけだ。これも『Fallout 76』と全く同じ。どちらのゲームにも、犬やネコ、ニワトリ、シカといったかわいい動物が登場する。さらに、タヌキという欧米では妖怪と同列に扱われる幻の動物と戦うという点も、モスマンやシープスカッチなどのご当地モンスターと戦う『Fallout 76』と同じである。守銭奴タヌキは、アボミネーションと呼んで差し支えないだろう。
 要素を挙げれば挙げるほど、新しいどうぶつの森と『Fallout 76』の類似性はハッキリとしてくる。
 つまり、村人はボルトボーイ(ガール)だったんだ!
 この説に誰もが納得してくれると(RAD汚染されて脳が腐っている)ぼくは固く信じている。