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2077に備える

by 唐草 [2019/06/11]



 既に何年待っていたのか分からないほど待たされていた情報が、ついに公開された。ゲーム『Cyberpunk 2077』の発売日である。
 ぼくは『Cyberpunk 2077』にかなりの期待を寄せている。開発元が『Witcher 3』で名を挙げた「CD RED PROJECT」だと言う点も大きいがそれだけではない。SFな世界観が完全にぼくの好みに合致しているからだ。
 ひとえにSFと言っても様々な世界観がある。スターウォーズのように宇宙でドンパチやるスペースオペラのようなスケールの大きいものから、現代にタイムマシンなどの想像上のテクノロジーを盛り込んだ「すこし不思議」な世界までいろいろだ。架空の科学が活躍するSFはどれも好きだけれども、一番好きなのは50年後から100年後くらいを描いたSFである。
 世界はあくまで今の延長線上。ネットが高度に発達してリアルとバーチャルの境界が曖昧になっている。アンドロイドもクローンも登場して人間の自我が喪失しつつある。巨大企業が国家の枠を超えて世界を支配する(これは既に起こりつつある)が、まだ管理社会にはなっていない。謎の動力源で空に浮くメカが出てくる。こんな要素が詰まった作品に出会えるとついつい頬が緩んでしまう。
 要するに『ブレード・ランナー』とか『ゴースト・イン・ザ・シェル』とかの世界観が好きなのである。
 PS Storeで予約が始まったとの情報を掴んだので、すぐさまアクセスをした。先日までセールでどのゲームを買おうかウジウジ悩んでいたのと同一人物とは思えない迅速さである。しかし、発売日を見て手が止まった。
 2020/4/16と書かれている。
 PS5が出ていたりしないよな?ふと不安がよぎる。
 良くない想像が次々に連鎖していく。だいぶ前に公開されたプレイデモを動かしていたのは、当時最速クラスのゲーミングPCだった。はたしてPS4で十分にゲームの世界を楽しむことができるのだろうか?どうもできそうに無い気がする。
 完全互換があるとされるPS5を待ったほうがいいのかもしれない。でも、それを待っていたらいつになるか見当もつかない。だったら、これ機にゲーミングPCを1台組むのがもっともゲームを楽しむ方法ではないだろうか?可能な限り高スペックでゲームを迎えるために組むのは来年の3月頃にしよう。
 約9,000円のゲームを遊ぶために20万円以上必要になってきたぞ。ぼくは2077にどう立ち向かうのか?来年の4月が、ちょっとだけ怖い。