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ものの値段が分からない

by 唐草 [2018/08/10]



 ここのところ食品を中心に様々なものの値段が上がっている。でも、店頭に並ぶ商品自体の値段は変わっていない。そう、中身が減っているのだ。だから、気が付かぬ間にどんどん値上げが進んでいるものもあるのだろう。満たされぬ胃袋だけが実質値上げを理解している。
 では正々堂々値上げをしているものなら価格の変化を理解できているのだろうか?残念ながら、経済に疎くどんぶり勘定のどんぶりが何を意味しているのかわからないようなぼくには、値段が表示されていたとしても値上げに気がつくことは難しい。
 なぜ、数字を見てもなお価格の変化が理解できないのか?一言で言えば、ぼくがバカだからに他ならない。確かにぼくはバカなのだが、無知の知を知っている程度の頭はある。下の上だとイキがったところで何の足しにもならないのだけれども、何故ぼくがバカなのかをぼくは理解している。
 今回の値上げのケースで言えば、ぼくは今の価格を知らないのである。だから、値段が変化したとしてもその変化を知ることができない。寒さを感じる財布だけが値上げを理解しているのだろう。
 今の郵便はがきの値段がわかっていない。ぼくの知識は52円の段階で止まっているが、確か値上げされたように記憶している。でも、いくら上がったのかを覚えていないし、いつから上がったのかも知らない。滅多にはがきなんて出さないので、きっとさらに値上げされても気がつかないままだろう。他にもよくわかっていないものがたくさんある。例えばタクシーの初乗り。タクシーなんて滅多に利用しないので初乗り料金はわからないし、降りる頃にはメーターが進んでいるのでやはり初乗り料金は分からずじまいである。また、電車の初乗りもわかっていない。というか、職場までの電車料金もよく把握していない。Suicaを利用するようになって以来、電車の料金なんて考えたこともない。チャージの残金しか見ていないからである。
 改めて考えてみると、ほとんど何もわかっていないということが次第に明らかになっていく。あまりに分からないことが多すぎて、何がわからないのかすら分からなくなってきてしまった。「下手の考え休むに似たり」とはよく言ったものである。