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視力の謎

by 唐草 [2018/06/26]



 今日は、朝一で健康診断に行ってきた。自分の健康に不安があるから受けたわけではなく、外部からの圧力に屈して健康診断に行かされたといったところである。
 血液検査のないお手軽検診だったので、採血のヘタな看護師さんに怯える必要はなかった。ぼくが恐れるのはただひとつ、己の尿意のみである。普段は、出せないところで出したくなってしまうやっかいな尿意だが、今日ばかりは正反対である。出すべきところで出せないとなんとも惨めな気分になってしまう。それを見越して家を出る前に600mlぐらいの水をガブ飲みしていった。まるで健康診断エキスパートのような手際の良い準備である。
 診断結果は、すべて正常だった。ちょっと太っていたのがショックだったが、暴飲した水の影響が少なからずあるようにも思えてならない。
 そして不思議だったのが、視力検査の結果である。
 ぼくは、普段メガネをかけている。左右の視力差が大きいことからメガネをかけ始めたのだが、最近では乱視矯正の意味合いが強い。裸眼で夜空を見上げると月が3つぐらいに見えてしまうのは、やはり問題がある。ただ裸眼でも生活に困ることは無い。ゲームをしている時やPCの前で仕事をしている時以外は、メガネを外していることも多い。特に食事をする時は、ほぼ外している。そのぐらいの目の悪さなのだ。
 以前に測った時は、裸眼で0.6程度だった。ここのところ目を酷使しているので、さらに視力は下がっているかもしれない。そう恐れていた。
 視力検査の機械を裸眼で覗き込んだ。
 様々な方向に向いたCの時が並んでいる。「Cの字の正式名称はなんだっけ?」とか考えながら半ば上の空で「上」だの「右」だの答えていく。やはり0.6を確認する6番目のCの時で答えに窮してしまった。にじんでいるわけではなくて、いくつかのCが重なっているようにしか見えない。ピントが合っていないと言うよりは、手ぶれしているような感じである。
 どうせ0.6ぐらいだろうと思っていたので、素直に「よく分からない」と答えた。だが、ぼくの言葉には素直さよりもサッサと終わらせたいという気持ちがにじみ出ていたのかもしれない。担当者は検査を切り上げてはくれなかった。
 0.6が見えないのに0.7を答えるように催促されてしまった。見えるわけ無いだろうと思ったのだが、不思議なことに0.7は見える。ブレが少ないという感じだった。その次も見えた。また、その次も。
 という具合で、結局裸眼視力1.0相当という結果を残した。
 昔メガネを作った時の検眼より良い結果が出た。ここのところメガネを外すことが多いのは、視力が下がってメガネの度が合わなくなったからではなく、視力が回復して度が合わなくなっているからなのか?謎だ…。